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ハック!でAI

同じお題で AI を比べる 第9回

サムネイルとバナーを AI 5 つに作らせた 文字入りはどこまで使える?

佐々木 航@w_sasakiwith Claude Code読了 約18分
「10分でできる朝ごはん」と指定したサムネイルを、5 つの画像生成 AI が作った結果。4 つは題が読め、Gen-4 Image は「10」のほかは読めない字。それぞれ守れた項目の数が書かれている

この記事でわかること

  • サムネイルとバナーの決まりを、5 つのモデルが何項目守れたか
  • 横 320 画素に縮めたとき、題が読めるか
  • AI に全部描かせるか、背景だけ作らせて字を重ねるか

確認した環境: YOBITSUGI AI で各モデルを実行 / 2026年10月14日に確認

YouTube のサムネイルやサイトのバナーを、題の字まで AI に作らせたら、そのまま使えるのか。今回の 3 つのお題・1 回ずつでは、指定した 66 字を 5 つのうち 4 つのモデルがすべて正しく描き、横 320 画素に縮めても題や名前が読めました。ただし、バナーは 5 枚とも頼んでいない字か字のような模様があり、そのまま使う前に等倍で隅まで見る必要がありました。字の場所や縮めたときの読みやすさも含めて、先に決めた 22 の項目で数えると、守れた数は 10〜20 項目でした。

結果の早見

表。GPT-Image-2.5 Sunburst はお題 1 が 7 / 8、お題 2 が 7 / 8、お題 3 が 6 / 6、合計 20 / 22、字は 66 / 66。Nano Banana Pro は 8 / 8、7 / 8、5 / 6、20 / 22、66 / 66。Nano Banana 2.1 は 7 / 8、7 / 8、6 / 6、20 / 22、66 / 66。Grok Imagine 2.0 は 6 / 8、6 / 8、5 / 6、17 / 22、66 / 66。Gen-4 Image は 5 / 8、0 / 8、5 / 6、10 / 22、6 / 66
早見の表。数字は「守れた項目 / 項目の数」。右の列は、お題 1・2 で指定した 66 字のうち、正しく描けた字の数撮影・作図: 編集部

今回の 3 つのお題・1 回ずつの結果です。Gen-4 Image を除く 4 つの合計の差(20 と 17)は 3 項目で、どれも場所の項目か、頼んでいない字や字のような模様の項目です。1〜3 項目の差なので、これだけでモデルの強い・弱いは決められません。Gen-4 Image のお題 1 の 2 項目(1-5・1-6)は、結果を見てから ○ と決めました。× にすると、Gen-4 Image の合計は 8 / 22 です。項目ごとの結果は、下の「数え方」の補足に載せています。

比べ方

モデル

記事での呼び方 YOBITSUGI AI の記録の名前 できた画像の大きさ
GPT-Image-2.5 Sunburst gpt-image-2.5-sunburst(品質 medium) 1536×1024 画素(3:2)
Nano Banana Pro gemini-3-pro-image 1264×848 画素(約 3:2)
Nano Banana 2.1 gemini-nano-banana-2.1 1264×848 画素(約 3:2)
Grok Imagine 2.0 grok-imagine-image-2.0 1248×832 画素(3:2)
Gen-4 Image gen4_image 1280×720 画素(16:9)
  • 大きさは 5 つとも横長の「1536x1024」(3:2)を指定しました。そのため、4 つは 3:2 に近い画像になり、16:9 にはなっていません。YOBITSUGI AI では、Gen-4 Image には 1280×720 で頼む作りなので、Gen-4 Image だけが 16:9 になりました。画素の数は、できたファイルを編集部が測りました。
  • GPT-Image-2.5 Sunburst の品質は、YOBITSUGI AI の既定の medium です。
  • Kling Image 3.0 は、今回は作っていません。

お題

お題 指定した字 場所の指定
1 動画のサムネイル 題「10分でできる朝ごはん」・副題「フライパンひとつで3品」(22 字) 左に架空の料理人、右半分に題と副題。題をいちばん大きく
2 サイトのバナー 名前「かざみ丘マルシェ」・日付「11月21日(土)・22日(日)」・呼びかけ「おいしいと楽しいが集まる2日間」・ボタンの中「詳しく見る」(44 字) 左半分に字を上から順に、右半分にマルシェの絵
3 字のない背景 なし 左半分にお題 2 と同じ催しの絵、右半分は字を重ねるための余白
  • 料理の題と催しの名前は、この記事のために考えた架空のものです。人物は「架空の男性」「実在の人物には似せない」と書いて頼みました。
  • 渡した文の全文は、お題ごとの図の右下にあります。

数え方

  • 項目は、結果を見る前に決めました(お題 1・2 は 8 項目、お題 3 は 6 項目)。あとから足した項目はありません。数えながら決めた扱いは、下の補足に書いています。
  • 字は、看板の字を数えた連載の第 1 回「日本語の文字が崩れない画像生成 AI はどれ?」と同じく 1 字ずつ見て、指定どおりに読める字だけを正しいと数えました。書体・全角と半角・折り返しは誤りにしていません。
  • 「右半分」「左半分」は、画像に横幅の 45%・50%・55% の縦の線を引いて見ました。字のかたまりの端は、字の色の画素を数えて測りました。
  • 縦横の比は、点に入れていません。比は YOBITSUGI AI が頼むときの大きさで決まり、モデルの出来とは別だからです。サムネイルのお題では、かわりに「16:9 に切っても字が欠けないか」(1-7)を数えました。3:2 に近い 4 枚は上下を同じだけ切って確かめ、Gen-4 Image ははじめから 16:9 なのでそのまま見ました。1-7 は 5 つとも守れたので、比の違いで点の差は出ていません。
  • 「横 320 画素で読める」は、縮めた画像を、題を知らせていない別の読み手(Claude Code)に、モデルの分からない番号のファイル名で見せ、題や名前を 1 字も違わずに書き出せたら「読めた」としました。編集部が見た結果とも同じでした。
  • 数えたのは編集部(Claude Code を使用)です。等倍・拡大・線を引いた画像を見ました。
項目ごとの結果(○ は守れた、× は守れなかった)

列は左から GPT-Image-2.5 Sunburst・Nano Banana Pro・Nano Banana 2.1・Grok Imagine 2.0・Gen-4 Image です。

項目 Sunburst Pro 2.1 Grok Gen-4
1-1 題の 11 字が正しい ○ ○ ○ ○ ×
1-2 副題の 11 字が正しい ○ ○ ○ ○ ×
1-3 字の左端が 45% の線より右 × ○ × × ○
1-4 人物が左にいて、字と重ならない ○ ○ ○ ○ ○
1-5 題がいちばん大きく、副題は下に 1 行 ○ ○ ○ ○ ○
1-6 指定していない字がない ○ ○ ○ × ○
1-7 16:9 に切っても字が欠けない ○ ○ ○ ○ ○
1-8 横 320 画素で題が読める ○ ○ ○ ○ ×
2-1 名前の 8 字が正しい ○ ○ ○ ○ ×
2-2 日付の 16 字が正しい ○ ○ ○ ○ ×
2-3 呼びかけの 15 字が正しく 1 行 ○ ○ ○ ○ ×
2-4 ボタンの枠があり、中の 5 字が正しい ○ ○ ○ ○ ×
2-5 字の右端が 55% の線より左、絵は右 ○ ○ ○ × ×
2-6 上から順に並び、名前がいちばん大きい ○ ○ ○ ○ ×
2-7 指定していない字がない × × × × ×
2-8 横 320 画素で名前が読める ○ ○ ○ ○ ×
3-1 字・字のような模様がない ○ × ○ ○ ×
3-2 白いテントのマルシェのイラスト ○ ○ ○ ○ ○
3-3 絵が左にある ○ ○ ○ ○ ○
3-4 55% の線より右に物がない ○ ○ ○ × ○
3-5 字を置く範囲の 95% 以上が、黒い字とのコントラスト比 4.5 以上 ○ ○ ○ ○ ○
3-6 字を重ねて、横 320 画素で名前が読める ○ ○ ○ ○ ○
  • Gen-4 Image の 1-5 と 1-6 は、読めない字が題と副題の場所にあり、ほかの場所に字が足されていないので ○ にしました。字の場所(1-3)は字の正しさと別の項目として先に決めていましたが、読めない字を 1-5・1-6 でどう扱うかは、結果を見てから決めました(× にしたときの点は「結果の早見」に書いています)。
  • ボタンの中の矢印と葉の飾りは、字ではないので 2-7 では数えていません。
  • 1-6・2-7・3-1 の「字のような模様」は、黒板や札に、字の行のように並んだ線があるものを数えました。ぼけた線や筋だけのもの(Nano Banana Pro のお題 1 のコンロ、Nano Banana 2.1 のお題 3 の札)は数えていません。この線引きも数えながら決めたもので、数えると 2 つのモデルが 1 項目ずつ減ります。

お題 1: 動画のサムネイル

5 つのモデルが作った料理の動画のサムネイル。GPT-Image-2.5 Sunburst は赤とだいだいの題で 7 / 8。Nano Banana Pro は白い題を 3 行に折り返して 8 / 8。Nano Banana 2.1 は黄色とだいだいの題で 7 / 8。Grok Imagine 2.0 は題と副題をかぎかっこで囲んで 6 / 8。Gen-4 Image は「10」と読めない字で 5 / 8。それぞれの画素・秒・クレジットも書かれている
お題 1 の 5 枚。左に架空の料理人、右に題「10分でできる朝ごはん」と副題を指定した。右下は渡した文撮影・作図: 編集部
  • 題と副題の 22 字は、Gen-4 Image を除く 4 つが正しく描きました。人物と字が重なった絵はありません。
  • Nano Banana Pro は、題を 3 行に折り返して右半分に収め、8 項目とも守りました。
  • Grok Imagine 2.0 は、題と副題の前後に、かぎかっこを 4 つ描きました。字を指定するために文の中で使ったかぎかっこです。第 1 回の看板でも、同じことがありました。
  • Gen-4 Image で読めたのは「10」と「3」だけでした。題の場所には、漢字のような読めない形が 4 つ並んでいます。

字の場所と 16:9

5 枚のサムネイルに縦の線と帯を重ねた図。題の左端は GPT-Image-2.5 Sunburst が 44.4%、Nano Banana Pro が 45.7%、Nano Banana 2.1 が 42.2%、Grok Imagine 2.0 がかぎかっこで 38.7%、Gen-4 Image が 52.0%。16:9 に切ると、GPT-Image-2.5 Sunburst は題の上の余白が 1 画素、Nano Banana 2.1 は 3 画素
字の場所を測った図。青い線は横幅の 45% と 55%、赤い線は 50%、点線は題の左端。上下の暗い帯は、16:9 に切ると無くなる所撮影・作図: 編集部
  • 「右半分」を守れなかった 3 つは、題の左端が横幅の 38.7〜44.4% でした。見た目は右に寄っていますが、45% の線より左に出ています。
  • YouTube のヘルプは、動画のサムネイルを 16:9 にするよう案内しています。3:2 でできた 4 枚を、上下を同じだけ切って 16:9 にしても、題と副題は欠けませんでした。ただし、GPT-Image-2.5 Sunburst は題の上の余白が 1 画素、Nano Banana 2.1 は 3 画素しか残りません。

縮めたとき

横 320 画素に縮めた 5 枚のサムネイルと、別の読み手の書き出し。GPT-Image-2.5 Sunburst・Nano Banana Pro・Nano Banana 2.1・Grok Imagine 2.0 は題と副題を 1 字も違わずに書き出せた。Gen-4 Image は題のうち「10」と、帯の中の「3」だけ
横 320 画素に縮めた 5 枚(図では画素を 2 倍に拡大)。4 つのモデルは題が読め、Gen-4 Image は題のうち「10」だけが読めた撮影・作図: 編集部
  • 横 320 画素に縮めても、別の読み手は、4 つのモデルの題も副題も 1 字も違わずに書き出しました。
  • Gen-4 Image は、縮める前から題が読めないので、縮めても読めません。

お題 2: サイトのバナー

5 つのモデルが作った催しのバナー。GPT-Image-2.5 Sunburst・Nano Banana Pro・Nano Banana 2.1 は「かざみ丘マルシェ」「11月21日(土)・22日(日)」「おいしいと楽しいが集まる2日間」「詳しく見る」が正しく 7 / 8。Grok Imagine 2.0 は字は正しいが名前が右にはみ出し 6 / 8。Gen-4 Image はローマ字と読めない字で 0 / 8
お題 2 の 5 枚。名前・日付・呼びかけ・ボタンの字を左半分に、マルシェの絵を右半分に指定した。右下は渡した文撮影・作図: 編集部
  • 44 字は、Gen-4 Image を除く 4 つがすべて正しく描きました。上から並べる順番と、名前をいちばん大きくする指定も守っています。
  • GPT-Image-2.5 Sunburst と Nano Banana 2.1 は、(土)を青、(日)を赤やだいだいにし、ボタンに矢印を付けました。Grok Imagine 2.0 は、ボタンに葉の飾りを付けました。どれも頼んでいない飾りですが、字ではないので数えていません。
  • Grok Imagine 2.0 は、名前の最後の「ェ」が横幅の 57.8% まで出て、右半分の絵にかかりました。
  • Nano Banana 2.1 は、3:2 の画像の上と下に無地の帯を置き、その間に、もっと横に長いバナーを描きました。
  • Gen-4 Image は、名前をローマ字のような字で描き、日付も読めませんでした。ボタンの形はありますが、中の字もローマ字のような並びで、字は右半分にもあります。

頼んでいない字と、字のような模様

6 つの拡大。GPT-Image-2.5 Sunburst のお題 2 の黒板、Nano Banana Pro のお題 2 の黒板、Nano Banana 2.1 のお題 2 の札に、字のような線。Grok Imagine 2.0 のお題 2 の黒板に「パン・野菜・雑貨」。Nano Banana Pro のお題 3 の黒板に字のような線。Gen-4 Image のお題 3 の箱の札に漢字のような模様
頼んでいない字と、字のような模様の拡大。お題 2 は 5 枚とも、お題 3 は 2 枚にあった撮影・作図: 編集部
  • お題 2 の 5 枚とも、どこかに頼んでいない字か、字のような模様がありました。多くは、絵の中の立て看板や札です。
  • Grok Imagine 2.0 の黒板には、「パン・野菜・雑貨」と読める字がありました。渡した文の中にある語です。
  • 小物の模様は、縮めるとほとんど見えません。等倍で見ると、読めない字の行に見えます。

お題 3: 字のない背景と、字を重ねた例

5 つのモデルが作った、右半分が空いたマルシェの背景。GPT-Image-2.5 Sunburst と Nano Banana 2.1 は 6 / 6。Nano Banana Pro は左端の黒板に字のような模様で 5 / 6。Grok Imagine 2.0 はテントと人が 55% の線を越えて 5 / 6。Gen-4 Image は 50% で絵と無地に分かれ、箱の札に模様があり 5 / 6
お題 3 の 5 枚。黒い点線は横幅の 55% の線。右下は渡した文撮影・作図: 編集部
  • 右半分を空ける指定は、Grok Imagine 2.0 を除く 4 つが守りました。Grok Imagine 2.0 は、テントの柱・人・茂みが横幅の 60% まで出ました。
  • Gen-4 Image は、横幅のちょうど 50% で、絵と無地の背景を分けました。
  • 「文字・数字・ロゴ・記号は、どこにも入れない」と書いても、Nano Banana Pro の黒板と、Gen-4 Image の箱の札には、字のような模様が出ました。
5 つの背景の右側に「かざみ丘マルシェ」「11月21日(土)・22日(日)」「おいしいと楽しいが集まる2日間」と黒いボタン「詳しく見る」を重ねた図。Grok Imagine 2.0 だけは、呼びかけとボタンの左端が茂みと人に重なった
5 つの背景に、編集部が同じ字を同じ書式で重ねた物撮影・作図: 編集部
  • 字の書式は、結果を見る前に決めて、5 枚とも同じにしました。書体は Noto Sans CJK JP、色は黒に近い #1c1e22 で、字の下に板や影は敷いていません。字は、HTML で画像の上に重ねてから画像にしました。
  • 字を置いた範囲の画素を測ると、黒い字とのコントラスト比(明るさの差を表す数字)が 4.5 以上の画素は、Grok Imagine 2.0 が 99.89%、ほかの 4 枚は 100% でした。
  • Grok Imagine 2.0 だけは、呼びかけとボタンの左端が、茂みと人に重なりました。
  • 横 320 画素に縮めても、5 枚とも名前と日付が読めました。

AI に全部描かせるか、字をあとから重ねるか

左は GPT-Image-2.5 Sunburst が字まで描いたバナー(7 / 8)。字は色分けされ、ボタンに矢印がある。黒板 2 つに字のような模様。右は同じモデルの背景に、編集部が黒い字とボタンを重ねたバナー(6 / 6)。どちらも、縮めた画像で名前と日付が読めた
同じモデル(GPT-Image-2.5 Sunburst)で、AI に全部描かせたバナーと、背景に編集部が字を重ねたバナーを並べた。下は横 320 画素に縮めた物撮影・作図: 編集部

並べたのは、お題 2 と 3 の合計で守れた項目がいちばん多かった GPT-Image-2.5 Sunburst です(同じ数の Nano Banana 2.1 より先に、決めておいた順で選びました)。今回の結果から言えることは、次のとおりです。

  • AI に全部描かせる: 1 回の依頼で、字と絵が入った 1 枚ができました。字の色分け・ふち・飾りも、モデルが付けました。一方で、字を正しく描いた 4 つのうち 3 つは、字の場所が決めた線を越えました。4 つとも、お題 1・2 のどちらかで、頼んでいない記号や字のような模様が入りました。
  • 背景だけ作らせて字を重ねる: 字は打ち込むので、字の誤りや抜けは起きません。字の場所と大きさも、こちらで決められます。日本語の字を描けなかった Gen-4 Image の背景でも、重ねた字は横 320 画素で読めました。ただし、背景にも字のような模様が出たもの(2 枚)と、字を置く所に絵がはみ出したもの(1 枚)がありました。字を重ねる道具と作業が要り、書体や飾りは自分で決めます。

編集部の見立てでは、日付のように 1 字の誤りも困る字は、重ねる方法のほうが確かめる手間が少なくなります。

かかった時間と料金

上のグラフは時間。GPT-Image-2.5 Sunburst 17.4〜21.3 秒、Nano Banana Pro 14.9〜16.8 秒、Nano Banana 2.1 15.8〜20.7 秒、Grok Imagine 2.0 12.0〜17.0 秒、Gen-4 Image 28.9〜30.1 秒。下のグラフはクレジットの平均。GPT-Image-2.5 Sunburst 2.0、Nano Banana Pro 24.5、Nano Banana 2.1 8.3、Grok Imagine 2.0 7.0、Gen-4 Image 8.8
かかった時間とクレジット。上は 1 枚ごとの秒数、下は 3 枚の平均のクレジット撮影・作図: 編集部
モデル 時間(3 枚の幅) 1 枚のクレジット 3 枚の合計
GPT-Image-2.5 Sunburst 17.4〜21.3 秒 2.0 5.9
Nano Banana Pro 14.9〜16.8 秒 24.3〜24.6 73.4
Nano Banana 2.1 15.8〜20.7 秒 7.9〜8.8 24.8
Grok Imagine 2.0 12.0〜17.0 秒 7.0 21.1
Gen-4 Image 28.9〜30.1 秒 8.8 26.3
  • 15 枚の合計は 151.5 クレジットでした。
  • 時間は、YOBITSUGI AI に頼んでから、画像が保存されるまでの秒数です。15 枚は 1 枚ずつ順に頼み、依頼が重ならないようにしました。

使い分けの目安

今回の 3 つのお題の範囲で言えることです。

  • 題の字まで任せたいサムネイル: 今回の 1 回では、8 項目とも守ったのは Nano Banana Pro でした。GPT-Image-2.5 Sunburst と Nano Banana 2.1 との差は、題の左端が 45% の線の右か左かの 1 項目です。クレジットは 3 枚の平均で、Nano Banana Pro が 24.5、GPT-Image-2.5 Sunburst が 2.0 で、約 12 倍の差があります。
  • 字の多いバナー: 4 つのモデルが 44 字を正しく描きました。絵の中の小物に字のような模様が出るので、使う前に等倍で見ます。
  • 時間とクレジット: いちばん短い 1 枚は Grok Imagine 2.0 の 12.0 秒(3 枚では 12.0〜17.0 秒)、クレジットがいちばん少なかったのは GPT-Image-2.5 Sunburst でした。Grok Imagine 2.0 は、かぎかっこを描いたり、名前が 55% の線を越えたりしました。
  • Gen-4 Image: 日本語の字を入れるお題には向きませんでした。字のない背景では、絵と余白をはっきり分けました。

気をつけること

  • YouTube のサムネイルの決まり: YouTube のヘルプでは、動画のカスタム サムネイルは比が 16:9、解像度は 3,840 x 2,160 ピクセルがおすすめ、最小の幅は 640 ピクセル、形式は JPG・PNG など、ファイルの上限はモバイルから 2 MB・パソコンから 50 MB です。今回の画像は、どれも幅が 640 画素以上でした。3:2 の 4 枚は 16:9 に切る必要があり、GPT-Image-2.5 Sunburst の PNG は 1 枚 2.0〜2.4 MB でした。サムネイルはコミュニティ ガイドラインに従う必要がある、とも書かれています。
  • AI で作ったことの開示: YouTube のヘルプ「生成 AI コンテンツの使用に関する開示」は、写真のようにリアルな内容を AI で作った場合などに、開示を求めています。開示が不要な例には、生成 AI ツールでサムネイルやタイトルを作る「軽微な制作支援」が挙げられています。動画の中身によって変わるので、そのページで確かめてください。
  • 権利と商用の利用: Google の Gemini API 追加利用規約には、生成したコンテンツの所有権を Google は主張しない、とあります。Runway の利用規約には、出力の所有権を主張しないこと、規約を守る限り出力の商用の利用を制限しないこと、入力と出力をモデルの学習と改善に使うことがあること、が書かれています。Grok の事業者向けの利用規約(API を含む)には、出力の権利は利用者のものとする内容があります。Grok のアプリなどの個人向けの利用には、別の規約があります。OpenAI の利用規約は、今回はページを開けず、確かめていません。使う前に、各社の規約を原文で確かめてください。
  • 透かしと来歴の情報: Google の公式のページには、生成したすべての画像に SynthID の透かしが埋め込まれている、とあります。今回の 15 のファイルの中を、C2PA(画像の来歴を記録する決まり)の情報に使われる「c2pa」という名前で、文字列として検索しました。5 つのモデルとも、全部のファイルで見つかりました。名前があるかを見ただけで、中身や署名は確かめていません。OpenAI の公式のページは、ファイルを編集・変換・共有すると、こうした情報が消えることがある、と説明しています。
  • どれも 1 回ずつの結果です。同じ文でも、毎回同じ絵になるとは限りません。料金は変わることがあります。

まとめ

  • 今回の 3 つのお題・1 回ずつでは、サムネイルとバナーの指定した 66 字を、Gen-4 Image を除く 4 つのモデルがすべて正しく描き、横 320 画素でも題や名前が読めました。
  • 差が出たのは、字の場所・頼んでいない記号・絵の中の字のような模様です。そのまま使う前に、等倍で隅まで見ます。
  • 背景だけ作らせて字を重ねる方法なら、字の誤りは起きません。字を重ねる道具と手間が要ります。

参考にした公式の情報

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執筆者

佐々木 航@w_sasaki

with Claude Code

プロフィール

株式会社Game 代表取締役。工学部出身で、21歳で起業してからシステム会社の経営一筋で8期目。アプリの受託開発から始め、いまはAIを使ったシステムソリューションを手がけています。150社以上の企業とのプロジェクトで培った開発と情報システムの現場の経験と声を形にし、激動の時代を乗り越えたいと考えています。

この記事は、Claude Code を使って執筆しました。画面の画像は、検証環境で実際に操作して撮影したものです(引用の画像は出典を記載しています)。内容の誤りはお問い合わせからお知らせください。

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