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ハック!でAI

Claude Code 入門 第6回

権限モードを使い分ける(auto・manual・accept edits・plan)

ハック!でAI編集部AIにより執筆読了 約9分
Claude Code の plan モードで、計画と進め方の選択肢が表示された画面

この記事でわかること

  • 4 つの権限モードの違いと、向いている作業
  • Shift+Tab での切り替え方と、いまのモードの見方
  • plan モードで計画を確かめてから直す手順

確認した環境: Claude Code 2.1.296 / 撮影は Linux のターミナル / 2026年10月11日に確認

Claude Code の「権限モード」は、ファイルの編集やコマンドの実行の前に、あなたに確認するかどうかを決める設定です。この記事では、4 つのモードの違いと切り替え方、plan モードで計画を確かめてから直す手順を、編集部の検証環境の画面で説明します。

権限モードとは

Claude Code は、ファイルを読む・ファイルを編集する・コマンド(ターミナルで動かす命令)を実行する、といった操作をしながら作業を進めます。どの操作を確認なしで進めてよいかは、権限モードで変わります。

よく使うモードは次の 4 つです。何も設定していなければ、auto モードで始まります。

auto(既定)は確認役の AI に任せる、manual は毎回たずねる、accept edits は編集は任せる、plan は計画だけ立てる。Shift+Tab で上から順に切り替わり、plan の次は auto に戻る
4 つの権限モード。Shift+Tab を押すたびに、上から順に切り替わる撮影・作図: 編集部
モード 画面の表示 確認なしで進むこと 向いている作業
auto ▸▸ auto mode on すべて(実行の前に別の AI が確かめる) 長い作業、確認の手間を減らしたいとき
manual ‖ manual mode on ファイルを読むことだけ 毎回自分で確かめたい作業、機密性の高い作業
accept edits ▸▸ accept edits on 読むこと、作業フォルダの中の編集、よく使うファイル操作のコマンド(mkdir・mv・cp など) 編集をあとでまとめて見直すとき
plan ‖ plan mode on 読むこと(auto が使えるときは、分類器が通したコマンドも) 変更の前の調査と計画

作業フォルダ(作業ディレクトリ)は、Claude Code を起動したフォルダです。/add-dir で、ほかのフォルダを足すこともできます。manual は、設定のファイルでは default という名前です。VS Code の拡張機能では、accept edits が「Edit automatically」と表示されます。

いまのモードを確かめて、切り替える

いまの権限モードは、入力欄の下に表示されます。

入力欄の下に auto mode on (shift+tab to cycle) と表示されている
入力欄の下の表示。① いまの権限モード ② Shift+Tab で切り替えられるという案内撮影・作図: 編集部
  1. Shift+Tab を押す

    押すたびに、auto → manual → accept edits → plan → auto の順に切り替わります。一部の Windows の環境では、Alt+M で切り替えます。

  2. 入力欄の下の表示を確かめる

    表示が manual mode on・accept edits on・plan mode on と変わります。目的のモードになったら、そのまま依頼を入力します。

manual モードで編集の確認が出たときに「Yes, and switch to accept edits」を選んでも、accept edits モードに切り替わります。確認の画面は、第 5 回のClaude Code にファイルを直してもらうで説明しています。

plan モードで、計画を確かめてから直す

plan モードでは、Claude Code がファイルを読んで調べ、進め方の計画を書きます。あなたが承認するまで、ファイルは変えません。変更の前に調べて、進め方を先に確かめたいときに使います。

編集部では、やることリストのアプリ(todo-app)の 2 つの不具合を、plan モードで直してもらいました。

  1. plan モードに切り替えて、計画を頼む

    Shift+Tab で plan mode on にしてから、直したいことと「計画を立ててください」を入力します。

    入力欄に「何も入力せずに追加できてしまう問題と、入力がHTMLとして扱われる問題を直したいです。どう直すか計画を立ててください」と入力され、下に plan mode on と表示されている
    plan モードで依頼を入力したところ。① 依頼の文 ② plan モードの表示撮影・作図: 編集部

    /plan と入力しても、plan モードに入れます。

  2. 計画を読む

    調べ終わると、計画と、進め方の選択肢が表示されます。

    Here is Claude's plan: の下に、空入力の追加防止と入力のHTML解釈の修正の計画があり、その下に 1. Yes, and use auto mode、2. Yes, manually approve edits、3. Tell Claude what to change の選択肢が表示されている
    計画ができたときの画面。① 計画の中身 ② 進め方の選択肢 ③ 計画をエディタで直すキーと、計画のファイルの場所撮影・作図: 編集部

    ①には、問題の説明(Context)と目標が書かれています。直す前に、この計画が自分の考えと合っているかを確かめます。

  3. 進め方を選ぶ

    選択肢は次の 3 つです。選んで Enter を押します。

    • 1. Yes, and use auto mode: 計画を承認し、auto モードで実行します。
    • 2. Yes, manually approve edits: 計画を承認し、編集を 1 つずつ確認しながら実行します。
    • 3. Tell Claude what to change: 計画のどこを変えてほしいかを伝えます。

    auto モードが使えない環境では、1 が「Yes, auto-accept edits」と表示されます。③の Ctrl+G を押すと、計画をエディタで直すこともできます(編集部の環境では Vim が開く設定でした)。

  4. 結果を確かめる

    実行が終わると、結果が報告されます。編集部は 1 を選んだので、②のように auto モードに切り替わっていました。

    「計画どおり、2つの問題を app.js で直しました。」という報告と確認したことの一覧があり、入力欄の下に auto mode on と表示されている
    計画を実行したあとの画面。① 計画どおりに直したという報告 ② auto モードに切り替わっている撮影・作図: 編集部

    報告の「確認したこと」には、ブラウザでの動作の確認はまだだと書かれています。画面で動きを確かめるのは、自分で行います。

auto モードのしくみと、確認が出るとき

auto モードでは、Claude Code が操作を実行する前に、別の AI(分類器)がその操作を確かめます。依頼の範囲を超える操作などは止められ、問題がなければ、あなたへの確認なしで進みます。

公式のドキュメントでは、次のような操作を既定で止めると説明されています(一部)。

  • ダウンロードしたものをそのまま実行する操作(curl | bash など)
  • 機密のデータを外に送る操作
  • 本番の環境へのデプロイ(公開)やマイグレーション(データベースの構造の変更)
  • Git の force push(リモートの履歴を強制的に書き換えるプッシュ)や、git reset --hard など、まだコミットしていない作業を捨てる操作
  • 秘密の情報を画面に出す操作

反対に、作業フォルダの中のファイル操作や、作業中のリポジトリへのプッシュなどは、既定で通します。編集部の画面では、通った操作の下に「Allowed by auto mode classifier」(auto モードの分類器が許可した)と表示されました。

auto モードでも、あなたに確認が出ることがあります。編集部の環境では、Claude Code が見た目を確かめるために撮った画像(作業フォルダの外にある /tmp/shot/after.png)を読もうとしたときに、次の確認が出ました。

Allowed by auto mode classifier の表示のあとに Read outside the working directories の確認が出て、Read(/tmp/shot/after.png) と 4 つの選択肢が表示されている
auto モードで出た確認。① 分類器が許可した編集 ② 作業フォルダの外のファイルを読む操作 ③ 選択肢撮影・作図: 編集部

画面の説明によると、auto モードは、作業フォルダの外のファイルも確認なしで読みます。この確認では、今回の読み取りを許可するかどうかと、次からどうするかをまとめて選びます。

選択肢 今回 次から
1. Yes, and keep allowing any reads outside the working directories 許可する 作業フォルダの外も、確認なしで読む
2. No, and block reads outside the working directories from now on 許可しない 作業フォルダの外は読ませない(すべてのプロジェクト)
3. No, and ask again next time 許可しない 次もたずねる
4. Yes, but ask again next time 許可する 次もたずねる

2 を選んだあとで元に戻すときは、自分の設定のファイルから permissions.blockReadsOutsideWorkingDirectories を消します(画面の説明より)。

始めるときのモードを決める

起動するときに、--permission-mode でモードを指定できます。次の例は、plan モードで始めます。

ターミナル
claude --permission-mode plan

指定できる値は default(manual のこと。manual とも書けます)・acceptEdits・plan・auto などです。

いつも同じモードで始めたいときは、自分の設定のファイル ~/.claude/settings.json の permissions.defaultMode に書きます。次の例は、いつも manual モードで始める設定です。

JSON
{
  "permissions": {
    "defaultMode": "default"
  }
}

ファイルがまだなければ作ります。ほかの設定がすでに書かれているときは、その中に permissions の部分を足します。JSON では、// のコメントや最後の項目のあとのカンマはエラーになります。

ほかの 2 つのモード(dontAsk・bypassPermissions)
  • dontAsk(表示は ▸▸ don't ask on): 作業フォルダの中を読むことと、前もって許可した操作だけを行います。確認が必要な操作は、たずねずに断ります。決まった作業を自動で動かすときに使います。Shift+Tab の切り替えには入りません。
  • bypassPermissions(表示は ▸▸ bypass permissions on): ほぼすべての操作を確認なしで行います。--dangerously-skip-permissions などを付けて起動したときだけ、切り替えの順番に入ります。公式のドキュメントは、インターネットにつながっていないコンテナや仮想マシンなど、切り離した環境だけで使うよう案内しています。

次の回では、CLAUDE.md にプロジェクトのルールを書いて、Claude Code に毎回読んでもらう方法を説明します。

参考にした公式の情報

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この記事は、ハック!でAI編集部が AI を使って執筆しました。画面の画像は、編集部の検証環境で実際に操作して撮影したものです(引用の画像は出典を記載しています)。内容の誤りはお問い合わせからお知らせください。

連載

Claude Code 入門
全 12 回の目次
  1. 1Claude Code とは? できること・使える場所・料金
  2. 2Claude Code をインストールする(Mac・Windows・Linux)
  3. 3Claude Code を初めて起動する(テーマ・ログイン・フォルダの信頼)
  4. 4Claude Code に最初の質問をする(@ でファイルを指定)
  5. 5Claude Code にファイルを直してもらう(変更の確認と許可)
  6. 6権限モードを使い分ける(auto・manual・accept edits・plan)(この記事)
  7. 7CLAUDE.md でルールを覚えさせる(/init・/memory)
  8. 8よく使うコマンドとキー操作
  9. 9Git と組み合わせる(コミットを頼む・「!」でコマンド)
  10. 10Claude Code を VS Code で使う(拡張機能)
  11. 11画面の画像を渡して Claude Code に直してもらう
  12. 12Claude Code がうまく動かないときの対処