本文へ移動
ハック!でAI

Claude Code 入門 第8回

よく使うコマンドとキー操作

ハック!でAI編集部AIにより執筆読了 約9分
Claude Code で /model を開き、モデルの一覧が表示された画面

この記事でわかること

  • 「/」で出すコマンドの一覧と、よく使うコマンド
  • /model・/context・/usage・/rewind などの画面の見方
  • Esc や Shift+Tab など、覚えておきたいキー操作

確認した環境: Claude Code 2.1.296(API キーで利用)/ 撮影は Linux のターミナル / 2026年10月11日に確認

Claude Code では、「/」で始まるコマンドと、いくつかのキー操作を覚えておくと、作業を進めやすくなります。この記事では、よく使うものを、編集部の検証環境の画面で紹介します。

「/」でコマンドの一覧を出す

入力欄の先頭で「/」を入力すると、使えるコマンドの一覧が出ます。続けて文字を入力すると、一覧が絞り込まれます。

入力欄に / と入力され、その上に /add-dir、/autocompact、/background、/branch とそれぞれの説明が表示されている
「/」を入力したところ。① 入力した「/」 ② コマンドの一覧と説明撮影・作図: 編集部

コマンドとして扱われるのは、メッセージの先頭に書いたときだけです。使っているプランや OS によって、表示されないコマンドもあります。

Claude が返事をしている途中でコマンドを送ると、その返事が終わってから実行されます。/status や /usage などは、途中でもすぐ実行されます。

/help で使い方を確かめる

/help と入力すると、ヘルプの画面が開きます。General のタブには、よく使うショートカット(キー操作)がまとまっています。

Help の画面の General タブに、Shortcuts として ! for shell mode、/ for commands、@ for file paths、double tap esc to clear input などが並んでいる
/help の画面。① タブ(General・Commands・Custom commands) ② ショートカットの一覧撮影・作図: 編集部

Commands のタブでは、コマンドの一覧と説明を順に見られます。ヘルプを閉じるときは Esc を押します。

よく使うコマンド

コマンド できること
/help ヘルプと、使えるコマンドを表示する
/clear 新しい会話を始める(前の会話には /resume で戻れる)。/new でも同じ
/compact ここまでの会話を要約して、会話の容量を空ける
/model モデルを切り替える
/context 会話が容量をどれだけ使っているかを表示する
/usage 使った金額や、プランの使用量を表示する。/cost でも同じ
/status 版・モデル・アカウント・接続の状態を表示する
/resume 前の会話を選んで、続きから始める
/rewind 会話とコードを、前の時点に戻す
/btw 質問 会話の履歴に残さずに、横から質問する
/init・/memory CLAUDE.md を作る・編集する(第 7 回)
/permissions 許可ルール(どの操作を許可・確認・禁止するか)を確かめる・変える
/config 設定の画面を開く(テーマ、モデルなど)
/diff 作業中のファイルの変更を確かめる
/doctor インストールと設定を点検し、直し方を提案する
/exit Claude Code を終わる

ここからは、画面を見ながら使うものを順に紹介します。

/model でモデルを切り替える

/model と入力すると、モデルを選ぶ画面が開きます。

Select model の画面に 1. Default (recommended)、2. Opus、3. Fable、4. Sonnet、5. Haiku が並び、下に Medium effort (default) ←/→ to adjust と Enter to set as default · s to use this session only と表示されている
/model の画面。① モデルの一覧 ② 考える量(effort)の調整 ③ 決め方のキー撮影・作図: 編集部
  • ①の一覧からモデルを選びます。編集部の環境では、Default(いまは Opus 5.5)が選ばれていました。
  • ②の effort は、Claude が考える量です。←→ で調整します。
  • ③のとおり、Enter で決めると、新しい会話でもそのモデルを使います。s を押すと、いまの会話だけで使います。

編集部の環境(API の利用料で支払う設定)では、モデルごとに、100 万トークン(トークンは AI が文章を数える単位)あたりの料金も表示されました。たとえば Opus 5.5 は、入力が $4、出力が $20 です(米ドル・税別、2026年10月11日に確認)。料金は変わることがあるので、Claude の料金ページで確かめてください。

/context で使っている量を見る

/context と入力すると、会話が容量をどれだけ使っているかが表示されます。

Context Usage の画面に Opus 5.5、48.6k/1m tokens (5%) と内訳が表示され、下に Memory files · /memory 1 file · 680 tokens と表示されている
/context の画面。① 使っている量(100 万トークンのうち 4.86 万トークン・5%) ② 読み込まれている CLAUDE.md などのファイル撮影・作図: 編集部

会話が長くなって①の量が増えたら、/compact(要約して空ける)や /clear(新しい会話を始める)を使います。容量がいっぱいになると「Context limit reached · /compact or /clear to continue」と表示されます。②の Memory files では、読み込まれている CLAUDE.md の数と量を確かめられます。

/usage で使った金額を確かめる

/usage と入力すると、設定の画面の Usage のタブが開きます。

Settings の Usage タブに、Session として Total cost: $0.61、Total duration、Total code changes、Usage by model が表示されている
/usage の画面(Usage のタブ)。① この会話で使った金額 ② モデルごとの使用量撮影・作図: 編集部

編集部は API キー(使った分だけ払う方式)で使っているため、①にこの会話でかかった金額(米ドル)が表示されています。/cost と入力しても、同じ画面が開きました(/cost は /usage の別名です)。

Pro・Max などのサブスクリプション(月額のプラン)で使っている場合、会話ごとのドルの表示は、請求には関係しません。プランの使用量の上限も、/usage で確かめられます。

/resume で前の会話に戻る

/resume と入力すると、前にした会話の一覧が出ます。選んで Enter を押すと、その会話の続きから始められます。

Resume session の画面に、todo-app の render 関数、fix-empty-input-and-html-escape、このフォルダのアプリは何をするものですか? の 3 つの会話が並び、下にキーの案内が表示されている
/resume の画面。① 前の会話の一覧 ② 使えるキーの案内撮影・作図: 編集部

②の案内のとおり、文字を入力すると会話を検索でき、Space で中身を確かめられます。Ctrl+A を押すと、ほかのフォルダの会話も表示されます。

Claude Code を起動するときに、続きから始めることもできます。

ターミナル
claude -c

claude -c は、そのフォルダの直近の会話を続けます。claude -r は、一覧から選んで再開します。会話は自分のパソコンに保存され、既定では 30 日で消えます。

/rewind で前の時点に戻す

Claude Code は、依頼を送るたびに、Claude がファイルを編集する前の状態を記録しています(チェックポイント)。/rewind で、その時点まで戻せます。入力欄が空のときに Esc を 2 回押しても開きます。

Rewind の画面に Restore the code and/or conversation to the point before… と表示され、↑ 10 more、/doctor No code changes、(current) が並んでいる
/rewind の画面。① 戻す時点を選ぶ画面 ② これまでに送った依頼の一覧(いちばん下がいまの時点)撮影・作図: 編集部

②から時点を選ぶと、何を戻すかを選べます。

  • Restore code and conversation: コードと会話を戻す
  • Restore conversation: 会話だけ戻す
  • Restore code: コードだけ戻す
  • Summarize from here・Summarize up to here: その時点から後、またはその時点より前の会話を要約して、容量を空ける
  • Never mind: 何もしない

よく使うキー操作

キー 働き
Esc Claude の作業を途中で止める(それまでの作業は残る)。確認の画面で押すと「No」と同じ
Esc を 2 回 入力欄の文字を消す。入力欄が空なら、巻き戻し(/rewind)の画面を開く
Shift+Tab 権限モードを切り替える(第 6 回)
Ctrl+C 作業中なら止める。何もしていなければ、1 回目で入力を消し、2 回目で終わる
Ctrl+D を 2 回 Claude Code を終わる(/exit でも終わる)
↑・↓ 前に入力した文を呼び出す
Ctrl+R 前に入力した文を検索する
Ctrl+O ツールの動きをくわしく表示する
Ctrl+T Claude の ToDo の一覧を表示する・隠す
Ctrl+G 入力中の文をエディタで編集する
Ctrl+S 入力中の文をいったんしまう・元に戻す
Ctrl+V 画像を貼り付ける(iTerm2 は Cmd+V、Windows と WSL は Alt+V)
Alt+P(Mac は Option+P) モデルを切り替える

Mac で Option を使うショートカットは、ターミナルのアプリで「Option キーを Meta キーとして使う」設定が必要なことがあります。キーの割り当ては /keybindings で変えられます。

入力の中で改行する

Enter を押すと、入力した文が送られます。文の途中で改行したいときは、次のどれかを使います。

  • \ を入力してから Enter(どのターミナルでも使えます)
  • Ctrl+J(どのターミナルでも使えます)
  • Shift+Enter(iTerm2・Windows Terminal・Mac の「ターミナル」などでは、そのまま使えます。VS Code のターミナルなどでは、先に /terminal-setup で設定します)

Claude が作業している途中で Enter で送った文は、作業を止めずに順番待ちになり、区切りで Claude に渡されます。すぐに渡したいときは Ctrl+Enter で送ります。

入力の先頭の記号

記号 働き
/ コマンドを使う
@ ファイルを指定する(第 4 回)
! Claude を通さずに、ターミナルのコマンドを実行する(第 9 回)
? 入力欄が空のときに押すと、ショートカットの一覧を出す
# 特別な働きはない(以前のメモを足す使い方はなくなった。第 7 回)

次の回では、Git と組み合わせて、直した内容をコミットしてもらう方法を説明します。

参考にした公式の情報

XFacebookはてブLINE

この記事は、ハック!でAI編集部が AI を使って執筆しました。画面の画像は、編集部の検証環境で実際に操作して撮影したものです(引用の画像は出典を記載しています)。内容の誤りはお問い合わせからお知らせください。

連載

Claude Code 入門
全 12 回の目次
  1. 1Claude Code とは? できること・使える場所・料金
  2. 2Claude Code をインストールする(Mac・Windows・Linux)
  3. 3Claude Code を初めて起動する(テーマ・ログイン・フォルダの信頼)
  4. 4Claude Code に最初の質問をする(@ でファイルを指定)
  5. 5Claude Code にファイルを直してもらう(変更の確認と許可)
  6. 6権限モードを使い分ける(auto・manual・accept edits・plan)
  7. 7CLAUDE.md でルールを覚えさせる(/init・/memory)
  8. 8よく使うコマンドとキー操作(この記事)
  9. 9Git と組み合わせる(コミットを頼む・「!」でコマンド)
  10. 10Claude Code を VS Code で使う(拡張機能)
  11. 11画面の画像を渡して Claude Code に直してもらう
  12. 12Claude Code がうまく動かないときの対処