プロンプト集・まとめサイト2026年度版 動画や自治体、Skillsなど64件を規約まで確認

この記事でわかること
- 2026年のプロンプト集の6分野と、2025年から変わった5つのこと
- 64件の料金と登録、日本語の有無、商用利用の原文と更新日
- 消えたページの移り先と、他人の作例を使う前に確かめること
確認した環境: 各サイトの公式ページ(トップ・料金・規約・ヘルプ・GitHub)/ 2026年10月26日に確認
AnthropicのPrompt Libraryを前に保存したリンクから開くと、作例の一覧は出てきません。表示されるのは「Prompting best practices」という、プロンプトの書き方の手引きです。プロンプトは、AIへの指示として入力する文章のことです。
OpenAIの開発者向けサイトにあった「Examples」は404になり、Microsoftのプロンプトのアプリは2025年7月15日で使えなくなりました。プロンプト集がなくなったわけではありません。置き場所が変わったのです。
編集部は2026年10月26日、プロンプト集やまとめサイト、作例のギャラリーなど71件を、各サイトの公式ページ(トップ、料金、規約、ヘルプ、GitHub)で開きました。中身まで確認できたのは64件で、残る7件は自動での取得を断られ、中身を見られませんでした。料金と登録、日本語の画面の有無、商用利用について規約やライセンスが何と書いているか、いつ更新されたかを1件ずつ見て、消えたページの移り先も追いました。
料金や規約は変わることがあるので、使う前に公式ページをもう一度開いてください。
2026年のプロンプト集は、6種類に分かれる
2026年のプロンプト集は、文章と仕事、日本語(自治体の文例など)、画像、動画、AIエージェントに入れるSkills、売り買いの6種類に分かれます。同じ「プロンプト集」と呼ばれていても、誰が作り、誰が載せ、どこまで使ってよいかは、種類ごとに大きく違います。
2025年からの1年あまりで変わったことを、確認した事実から5つ挙げます。
- AIの各社の作例は、プロンプトを並べた一覧から、仕事の場面ごとに頼み方と渡す資料まで書いたページに変わりました。Claude Academyの「Use cases」は156件、「ChatGPT use cases」は113件です。
- 動画では、AIにコードを書かせて作った動画の作例集が、Claude Opus 5.5の発表(2026年9月22日)の直後に相次いでできました。
- 画像の作例サイトは、作品の横にプロンプトと設定を出し、同じ設定から作り直すボタンを置く作りがそろいました。
- Agent Skillsは2025年12月18日にオープンな標準になり、各社の公式のマーケットプレイスと、数百万件を集める検索サイトに分かれて配られています。
- 国の新しい手引きは文例をほとんど載せず、プロンプト集を作るよう勧める書き方になりました。文例を増やし続けているのは南陽市と兵庫県です。
AIエージェントは、指示を受けて自分で作業を進めるAIです。Agent Skillsは、そのエージェントに読み込ませる手順やスクリプトを、SKILL.mdという説明のファイルと一緒にフォルダにまとめたものです。Claude CodeやCodex、Cursorなどが、同じ形式を読み込めます。


探しているものから、読む節を選ぶ
6つの分野と、それぞれの例を1枚の地図にしました。名前は例で、順位ではありません。下の表から、探しているものに合う節へ進めます。


| 探しているもの | 読む節 |
|---|---|
| 会議の要約やメールなど、仕事で使う文例 | 文章と仕事の作例 |
| 日本語でそのまま貼れる文例、役所の業務の例 | 日本語の文例 |
| 画像のプロンプトと、生成の設定 | 画像 |
| 動画生成AIのプロンプト、コードで作る動画 | 動画の作例 |
| Claude CodeやCodexに入れるSkills、ルール | Skillsとルール |
| プロンプトを買いたい、売りたい | 売り買い |
| 他人の作例を仕事に使ってよいか | 他人の作例を仕事に使えるか |
| 前に使っていたページが開かない | 開かなくなったページは、移り先から探す |
各節の表の右のほうには、規約やライセンスの言葉を短くまとめました。ライセンスは、作者がほかの人にどこまで使うことを認めるかを示す条件です。たとえばCC0は、作者が権利を手放し、誰でも許可なく使えるようにする宣言です。
文章と仕事の作例は、場面ごとのページへ
AIの各社の作例は、プロンプトだけを並べた一覧から、「頼む文、渡す資料、出来上がり」までを1件のページにまとめる形に移っています。誰でも自由に使えるとライセンスに明記しているのは、個人が運営するprompts.chatなど一部のサイトです。
2026年10月26日に各サイトの公式ページで確認した10件です。
| 名前 | 運営 | 中身と件数 | 料金と登録 | 日本語 | 作例の扱い |
|---|---|---|---|---|---|
| Prompting best practices(旧Prompt Library) | Anthropic(米国) | 書き方の手引き。モデル別8本、用途別5本 | 無料、登録不要 | あり | 記載なし |
| Claude Academy Use cases | Anthropic(米国) | 場面ごとの作例156件 | 無料、登録不要 | なし | 記載なし |
| prompt-eng-interactive-tutorialとclaude-cookbooks | Anthropic(米国) | 9章の演習とノート集 | 無料 | なし | 演習は表示なし、ノート集はMIT |
| Prompt engineeringとCookbook | OpenAI(米国) | 手引きとノート集 | 無料、登録不要 | なし | CookbookはMIT |
| ChatGPT use casesとPrompt Packs | OpenAI(米国) | 作例113件、職種別のパック | 無料、登録不要 | なし | 記載なし |
| プロンプト設計戦略とギャラリー | Google(米国) | 手引きと作例29件 | 無料、読むのは登録不要 | 機械翻訳 | 手引きはCC BY 4.0、ギャラリーは記載なし |
| Prompting Guide 101 | Google(米国) | 手引きのPDF(第2版) | 無料、フォームの入力が要る | 案内の画面はあり | 確認できず |
| Copilot プロンプトとScenario Library | Microsoft(米国) | Microsoftのプロンプト、職種12と業種9の場面 | 見るのは無料、試すにはサインイン | あり | 記載なし |
| prompts.chat | 個人 | プロンプト2,970件 | 無料、投稿はアカウント | あり | CC0 |
| Prompt Engineering Guide | DAIR.AI | 約20の手法の解説と例 | 無料、登録不要 | あり(一部英語) | MIT |
旧Prompt LibraryのURLを3つ開くと、どれもPrompting best practicesが表示されます。ドキュメントのサイトマップにも「prompt-library」を含むURLは1件もありません。中身はモデル別の手引き8本と用途別の手引き5本で、作例は「Less effective」と「More effective」を並べた対比が中心です。
Claude AcademyのUse casesは、サイトマップで数えると156件あり、営業や人事、法務など14の分類に分かれます。開いた1件には、そのまま貼れるプロンプト、Claudeに渡す資料、出来上がりの説明、続けて頼む文が順に並んでいました。画面は英語だけで、例に出てくる団体は架空のものです。
AnthropicのGitHubの演習(prompt-eng-interactive-tutorial)は、9章と付録の練習問題です。本体は2024年4月8日から更新されておらず、ドキュメントの側も「Claude 3向けに書いたもの」と断っています。ノート集のclaude-cookbooksは2026年10月24日にも更新があり、ライセンスはMITです。MITは、著作権とライセンスの表示を残せば、商用を含めて自由に使えるライセンスです。
OpenAIの手引き「Prompt engineering」にはGPT-6 Astraの節があり、ノート集のCookbookは2026年10月23日にも更新されています。以前platform.openai.comにあった「Examples」は404でした。
ChatGPT use casesには、ChatGPTとCodexの作例が113件あります(一覧のリンクの数)。開いた1件には「Suggested prompt」と、ほかのツールとつないで使う手順が載っていました。職種別の「Prompt Packs」は一覧のページが404でしたが、個別のパックは残っています。人事向けのパックは2026年5月29日に更新されたものの、「shape 2025」のように前の年を前提にした文も残っていました。
Gemini APIの「プロンプト設計戦略」は日本語で読めますが、英語からの機械翻訳です。プロンプト ギャラリーには、Google AI Studioで開ける作例が29件あります。手引きのページの下には「特に記載のない限り、このページのコンテンツはクリエイティブ・コモンズの表示 4.0 ライセンスにより使用許諾されます」とあり、ギャラリーのページにはこの表示がありません。CC BY 4.0は、出典を示せば、商用を含めて写したり手を加えたりできるライセンスです。
Google WorkspaceのPrompting Guide 101(第2版)は、会社名や電話番号などをフォームに書くと受け取れるPDFです。フォームは送っていないので、中身は確認していません。
MicrosoftのCopilot プロンプトは、Microsoftが作ったプロンプトならサインインなしで見られ、Copilotで試すときにサインインが要ります。単体のアプリ「Copilot Prompt Lab」は2025年7月15日で使えなくなり、自分やチームで保存したプロンプトはCopilot Chatの中に移りました。業務別のScenario Libraryには、行政(Government)の入口もあります。
prompts.chatは、旧「Awesome ChatGPT Prompts」で、プロンプトは2,970件(一覧の表示)です。規約は、投稿されたプロンプトを「CC0 1.0 Universal」で公開すると書いています。見本の画像や動画、音声を1日3回まで作れる機能もあり、10月26日にも新しいプロンプトが加わっていました。
Prompt Engineering Guideは、DAIR.AIによる、Few-shotやChain-of-Thoughtなど約20の手法の解説です。日本語のページの目次は一部が英語のままで、最後の更新は2026年3月11日でした。
仕事の作例で気をつけたいのは、写してよいかの決まりです。各社の作例ページの多くは、載っているプロンプトを社内の資料に写してよいかに触れていません。はっきり書いているのはGoogleのドキュメント(CC BY 4.0)、prompts.chat(CC0)、Prompt Engineering Guide(MIT)などです。社内のマニュアルに作例を写して配るなら、ライセンスが書かれたものから選ぶと、配る範囲で迷いません。
頼み方そのもののコツは、編集部が試したAIに作業を頼むときのコツにもまとめています。
日本語の文例は、自治体の資料に多い
日本語でそのまま貼れる文例は、自治体と官公庁が公開した資料に多く残っています。2026年に文例を増やしたのは南陽市と兵庫県で、国や東京都の新しい手引きは文例をほとんど載せていません。


自治体と官公庁の9件を、2026年10月26日に公式ページで確認しました。
| 名前 | 運営 | 中身と件数 | 回答の見本 | 二次利用の条件 | 版と更新 |
|---|---|---|---|---|---|
| 東京都 文章生成AI活用事例集と生成AI利用の手引き | 東京都デジタルサービス局 | 事例集34事例、手引きの工夫例3つ | あり | 著作権法の範囲で引用、転載。発行元を明記 | 事例集は2024年1月、手引きは2026年3月30日 |
| 南陽市 一発OK!! 生成AI活用実例集 | 山形県南陽市 | ウェブで872例 | 見た2例にはなし | CC BY 4.0、営利目的も可 | 2026年9月17日 |
| 兵庫県 付録2 プロンプト集 | 兵庫県デジタル戦略課 | Wordで12分野26例 | 1章にはなし | CC BY 4.0 | 第1.3版、2026年9月1日 |
| 千葉県 別冊 プロンプト集 | 千葉県デジタル推進課 | PDFで24例 | 一部にあり | 冊子に記載なし | 第1.0版、2024年2月 |
| 神戸市 プロンプト事例集 | 神戸市企画調整局 | PDFで35例 | 一部にあり | 市の規約で商用も可 | 2024年1月 |
| 大阪市 Oasisの活用方法と事例集 | 大阪市ICT戦略室 | PDFで31事例 | 事例ごとにあり | 出典を載せれば商用も可 | 2025年10月 |
| デジタル庁 投稿プロンプト一覧 | デジタル庁 | CSVで61件 | なし | PDL1.0 | 2024年5月17日 |
| 文部科学省 生成AIの活用方法に関する教育実践 | 文部科学省 | 学校の実践125件 | 事例のPDFにプロンプト例 | 出典を書けば商用も可 | 令和6年度の分 |
| 総務省、デジタル庁、愛知県の手引き | 国と県 | 文例なし | なし | デジタル庁はPDL1.0、ほかは確認せず | 2025年12月〜2026年6月 |
南陽市の「一発OK!! 市民も使える!生成AI活用実例集」は、市が業務で使っているプロンプトを872例公開しています(市のページの表示、2026年9月17日更新)。フォームに項目を入れて「プロンプト作成」を押すと文ができ、それを自分の生成AIに貼って使う仕組みです。市は条件として「出典(南陽市)を明記することで、営利目的での利用、複製、改変、再配布が可能です」と明記しています。一方で、公開は試行で「公開を中止する場合がある」とも書かれています。
兵庫県の「付録2 プロンプト集」は、Wordのファイルで12分野26例です。2023年10月の初版から改訂が続き、第1.3版(2026年9月1日)で画像生成のポイントが加わりました。各分野に「<プロンプトのポイント>」が付きます。千葉県のプロンプト集は、この兵庫県の文例を一部引用したと書いています。
大阪市の「AIアシスタント(Oasis)の活用方法と事例集」は、2025年10月に新しく出た資料です。31の事例ごとに「目的」「プロンプト例」「回答」が並び、物品の同等品の検索や仕様書の作成、シフト表の作成のような実務の例もあります。事例集に出てくる「テンプレート機能」は庁内のOasisの機能ですが、文例はほかの生成AIにも貼れる形です。
東京都の「文章生成AI活用事例集」(2024年1月、34事例)は今もURLから開けますが、都の一覧ページからはリンクが外れています。前提は「Azure OpenAI ServiceのGPT-3.5-Turbo」でした。2026年3月30日の「生成AI利用の手引き」に載る工夫例は3つで、回答の例には「Microsoft 365 Copilotで作成」などの注記があります。
千葉県の別冊 プロンプト集(第1.0版、2024年2月)は、24例を載せたPDFです。前提は「GPT」(3.5 Turbo)で、モデルの名前には「Bard」も残っています。冊子に二次利用の条件はなく、県のサイトの決まりは「無断で複製・転用することはできません」で、私的使用のための複製や引用など、著作権法で認められた場合だけが除かれます。
神戸市のプロンプト事例集(2024年1月)は、「苦情対応のシミュレーション」や「審査請求に係る争点・論点整理」など、市役所の実務に寄せた35例を載せています。ロールプレイの例も5つあります。冊子に条件はありませんが、市のウェブサイト利用規約は「商用利用も可能です」としています。
デジタル庁の「投稿プロンプト一覧」は、2023年度の技術検証で委託事業者のヘルプデスクが投稿したプロンプト61件のCSVです。システムプロンプトが入った例が17件あり、使ったモデルはGPT-4 Turboが50件でした。システムプロンプトは、AIに最初に渡しておく前提の指示です。2024年5月17日のあと更新はなく、条件は公共データ利用規約(PDL1.0)です。
文部科学省のリーディングDXスクールでは、令和6年度の生成AIパイロット校の実践125件を、「具体的なプロンプトの記載あり」で絞り込めます(一覧の7ページから計算)。事例は学校名つきで1件ずつPDFになっていて、条件は「商用利用も可能です」。ただし、確認した1本はプロンプトを文字として取り出せず、PDFもコピーできない設定でした。
国と県の新しい手引きは、文例を載せず、作ることを勧めています。総務省のガイドブック第4版(2025年12月、110ページ)は「即時利用可能なプロンプト集、職員のレベル別の研修などに取り組むのが有効であると考えられます」と書いていますが、文例そのものはありません。デジタル庁のガイドライン第2.0版(2026年6月12日に決定)と、愛知県のガイドライン(2026年4月)にも、プロンプトの例はありませんでした。
民間と各社の日本語版は、次の3件です。
| 名前 | 運営 | 中身 | 料金と登録 | 作例の扱い | 更新 |
|---|---|---|---|---|---|
| GMO教えてAI | GMO天秤AI株式会社(日本) | 利用者が投稿するプロンプト。件数の表示なし | 無料。法人版は「月額1000円/IDから」(税の表示なし) | 投稿者の権利。運営は無償、無制限に使える | 規約は2026年6月1日改訂 |
| 各社の日本語版 | Google、Microsoft、Anthropic | 手引きとギャラリー | Googleはフォーム、Microsoftはサインイン | 確認できず | Microsoftの単体アプリは2025年7月15日に終了 |
| GenerativeAI-Prompt-Sample-Japanese | 個人 | 「通常の例」と「よりよい例」の6つの型 | 無料、登録不要 | MIT | 2026年10月17日 |
GMO教えてAIは、利用者が作ったプロンプトを公開し、ほかの人が見たり実行したりする日本語のポータルです。規約は、作ったプロンプトの権利を投稿者に残したうえで、運営に「目的を問わず無償かつ無制限に利用する(機械学習に利用することも含みます。)一切の権限」を与えるとしています。ほかの人が公開したプロンプトを商用で使ってよいかは、規約に見当たりません。規約が自動での取得を禁じているので、確認したのはトップと規約だけです。
各社の日本語版では、登録なしで読めるページが減りました。Googleの「プロンプト実践ガイド」はフォームの後ろにあり、入力した情報はGoogle Japanなどと共有されると書かれています。登録なしで読めるのは「ビジネスで効果を発揮する AI プロンプトの書き方」のページです。Microsoftの以前の日本語のプロンプト一覧は404でした。
GenerativeAI-Prompt-Sample-Japaneseは、個人がGitHubで公開している日本語の例文集です。参考情報を入れる、作りたい文書の項目を指定する、複数の案を出させる、など6つの型に「通常の例」と「よりよい例」を並べています。ライセンスはMITで、READMEは「全ては自己責任です」と断っています。
日本語の文例を使う前に、版の日付と前提のモデルを見ておくと安心です。2024年の版は、GPT-3.5 TurboやGPT-4 Turboを前提にした書き方のままです。二次利用の条件もCC BY 4.0、商用利用も可、記載なし、無断転用の禁止と分かれるので、ほかの自治体の文例を自分の役所の手引きに入れるなら、資料ごとに条件の行を読んでください。
画像は、作品の横に設定と作り直しのボタン
画像の作例サイトは、作品のページにプロンプトと設定を出し、同じ設定から作り直すボタンを置く作りがそろってきました。他社の画像や動画のモデルも1つのサイトで使えるところが増え、画像と動画の作例が同じ一覧に並びます。
画像の11件を、2026年10月26日に公式ページで確認しました。中身を確認できなかった4件は、後の節にまとめています。
| 名前 | 運営 | 中身と作り直し | 料金 | 日本語 | 自作の商用利用 |
|---|---|---|---|---|---|
| Civitai | Civit AI, Inc.(米国) | モデルと画像、動画。作品に「REMIX」 | 無料と会員(月10、25、50ドル、税の記載なし) | なし | 条文は見当たらず |
| Lexica | 記載なし | 画像とプロンプト。「Copy prompt」 | 無料と有料(金額は確認できず) | なし | 有料プランで可 |
| OpenArt | OpenArt(米国) | 画像、動画、音声。「Remix」で設定ごと | 月14〜240ドル(税の記載なし) | 紹介ページはあり | Plus以上で可 |
| Krea | KREA.AI, INC.(米国) | 画像のギャラリー。「Recreate」 | 月0〜105ドル、Business 200ドル(税の記載なし) | なし | 有料プランに商用ライセンス |
| SeaArt | シーアートジャパン株式会社(日本向け) | 画像、動画、モデル。プロンプト集「800以上」 | 無料と有料(月5ドルから) | あり | FAQで可(権利の確認が前提) |
| Leonardo.Ai | 確認できず | 公開のフィード。Remixなど | 確認できず | ヘルプはあり | ヘルプで可 |
| Ideogram | 確認できず | 手引きのプロンプトの章7ページ | 月0〜60ドル(税別) | 確認できず | 確認できず |
| Adobe Firefly | Adobe(米国) | 自社と他社のモデル、ギャラリー | 月1,580〜31,680円(税込) | あり | 自社モデルの出力は可 |
| Gemini APIの画像生成 | Google(米国) | 作例14(テンプレート13) | 手引きは無料 | 機械翻訳 | 所有権を主張しない |
| GPT Imageの手引き | OpenAI(米国) | 作例23 | 手引きは無料 | なし | 確認できず |
| Stability AIのガイド | Stability AI Ltd | ガイド13件(音声が中心) | 年商100万ドル未満は無料 | なし | 出力は利用者のもの |
Civitaiは、画像と動画を作るモデルと、それで作った作品が並ぶサイトです。一覧の作品には「REMIX」の表示があります。モデルの使い方は投稿者がモデルごとに決めるライセンスに従うと規約(2026年10月22日)にありますが、自分が生成した画像の商用利用をはっきり書いた条文は見当たりませんでした。料金のページによると、制限のないコンテンツの生成は別のサイト(civitai.red)に移っています。
Lexicaの規約は、サイトで見つけた画像と自分で作った画像を同じ条件で扱うと明記しています。無料ならクリエイティブ・コモンズの表示、非営利(CC BY-NC 4.0)で個人の利用だけ、商用には有料プランが要ります。非公開になるのは最上位のMaxで作った画像だけで、ほかのプランの画像は検索に出て、ほかの利用者も商用で使える書き方です。
OpenArtの作品ページには、プロンプトの全文と参照画像、設定(たとえばSeedance 2.5、24秒、16:9、720p)が出て、「Remix」で同じ設定から作れます。規約(2026年7月30日)は、全プランで非商用の利用を認め、Plus以上なら商用も認めています。旧版は2026年11月16日(米国太平洋時間)で終わります。画像や動画は新しい版に移っていますが、旧版のStoriesとカスタムモデルは移せず、12月31日までダウンロードできます。
Kreaの規約は、投稿した作品を各利用者にも使わせる許諾の書き方です(「grant each user of this site … a non-exclusive, perpetual license」)。ただし同じ規約に、持ち主の同意なしに他人のコンテンツを使ってはならないという文もあります。規約は2024年5月20日のままで、商用の条件は料金ページのFAQに「Basic, Pro, Max, Business, and Enterprise plans include a commercial license」とあります。
SeaArtは、日本向けの規約と特定商取引法の表示をシーアートジャパン株式会社が出している、日本語で使える作例サイトです。プロンプト集のページの題は「800以上の無料AI画像プロンプト」で、作品ごとに「この作品から作る」が付きます。他人の作品は、日本向けの規約(2026年7月23日)6.5で、作者から特別に許可された場合などを除き「個人的かつ非商業的な目的でのみ使用することができます」とされています。
Leonardo.Aiは、ヘルプの記事で、無料の利用者も公開のフィードの作品からRemixやプロンプトのコピーができると説明しています。公開の作品は、ほかの利用者が「only as enabled by a feature of the service」、つまり機能の範囲で使える書き方です。自分の画像は「you can indeed use your images for commercial purposes!」と商用で使えますが、非公開で作るのは有料の機能です。
Ideogramは、公式の手引きにプロンプトの章が7ページあります。料金は「Prices are in US dollars, before tax.」で、Freeは週30クレジット、Plusは月20ドル。無料のプランの作品は公開になり、Plus以上は自分で公開するまで公開されません。
Adobe Fireflyは、Adobeのモデルと他社のモデルで扱いを分けています。料金ページのFAQは「Outputs from Adobe Firefly AI models are safe for commercial use.」と書き、他社のモデルの出力が使えるかは利用者が判断する、としています。料金は日本からの表示で月1,580円から31,680円(税込)。
Googleの画像生成の手引き(Gemini API、2026年10月9日更新)は、生成7例と編集7例の計14例で、13例の「テンプレート」にプロンプトと結果の画像が並びます。Gemini APIのImagenは「シャットダウンされ」、手引きはNano Bananaのモデルが中心になりました。生成した画像にはすべてSynthIDのすかしが入ります。
OpenAIの「Image prompting」は、GPT Image 2.5に合わせた手引きで、生成9例、編集8例、やり直し3例、そのほか3例の計23例にプロンプトと結果が付きます。gpt-image-1は2026年10月23日に終わり、gpt-image-1.5も12月1日に終わる予定です。2025年12月のCookbookの手引きには「This recipe is archived」と出ています。
Stability AIのガイドの1ページ目は、13件の多くが音声(Stable Audio)とBrand Studioの使い方で、Stable Diffusion 3.5の手引きのURLは404でした。モデルのライセンスは、年商100万ドル未満なら無料で、出力は「you own outputs」と利用者のものとしています。
画像のサイトで気をつけたいのは、自分が作ったものと他人の公開作品で条件が違うことです。他人の作品を使える範囲は、Lexicaは自分の作品と同じ条件、Leonardo.Aiは機能の範囲、Kreaは投稿者が各利用者に許諾する書き方、SeaArtは個人の非商用だけです。OpenArtとCivitaiには、他人の作品についての条文が見当たりません。
逆に、自分の作品がほかの人に使われることもあります。Leonardo.AiとIdeogram、Lexicaは、無料のプランで作った画像が公開になります。社外に出す前の案を作るなら、非公開で作れるプランかを先に確かめておくと安心です。
動画の作例は、Opus 5.5の発表で一気に増えた
動画の作例は、大きく2つの流れに分かれます。動画生成モデルの会社が自分で作った作例つきの手引きと、AIにコードを書かせて作った動画をXから集めた一覧です。
後者はClaude Opus 5.5の発表(2026年9月22日)の直後に相次いででき、GitHubのまとめ6件はどれも9月27日以降に作られています。この2つの中間に、RemotionやHyperFramesのように、動画を作るソフトの会社が自分で載せる作例集もあります。
動画の12件を、2026年10月26日に公式ページで確認しました。
| 名前 | 運営 | 中身と件数 | 料金と登録 | 日本語 | 商用利用 |
|---|---|---|---|---|---|
| Skillry AI videos | 記載なし | Opus 5.5の動画418本、全本に作り直し | 無料、登録不要 | あり | 規約に記載なし |
| Claude 5.5 Prompt Library | 個人 | 作品2,179、プロンプト付き530 | 料金の表示なし、一覧は登録不要 | なし | 「inclusion grants no license」 |
| Remotion Prompt Showcase | Remotion AG(スイス) | 25件、動画とプロンプトの全文 | 無料、登録不要 | なし | 記載なし |
| HyperFrames | HeyGen(米国) | 検証済みのプロンプト18組 | 無料、登録不要 | なし | 記載なし(ソフトはApache-2.0) |
| GitHubの小さなまとめ4件 | 個人3、団体1 | 54〜476件 | 無料 | なし | 2件は作者の権利と明記 |
| Veoの手引き | Google(米国) | 例6(DeepMind)、約15(Google Cloud) | 手引きは無料、Flowは無料枠と月4.99〜199.99ドル(税の記載なし) | Google Cloudは機械翻訳 | 所有権を主張しない |
| Runway Gen-4.5 | Runway AI, Inc.(米国) | 例24 | 有料プランで使える | なし | 商用利用を制限しない |
| Kling AI Best Practices | Kling AI Pte. Ltd.(シンガポール) | 手引き27本 | 手引きは無料 | 一部あり | 書面の許可が要る |
| Luma Learning Center | Luma AI, Inc.(米国) | 記事29本 | 月30、90、300ドル(税は確認できず) | なし | 有料プランの期間に作ったものだけ |
| MiniMaxの動画の手引き | MiniMax(アプリはシンガポールの会社) | APIの手引き | アプリは月9.99ドルから(税は確認できず) | なし | 個人の非商用が前提、生成物は「at your own risk」 |
| Seedance 2.5 prompt guide | BytePlus(ByteDance系) | 例の動画56 | 手引きは無料、APIは従量 | なし | 確認できず |
| Sora 2 Prompting Guide | OpenAI(米国) | 手引きと例2 | APIは2026年9月24日に終了 | なし | 確認できず |
Skillryの「AI videos」には、Claude Opus 5.5で作られた動画418本が、作者のプロンプトと並んでいます。全本にSkillryの作り直しが付き、207本は作者がプロンプトの一部だけを公開した印つきで、追加は10月12日で止まっています。規約(2026年10月17日)にギャラリーの扱いはなく、GitHubのREADMEは「Every video and prompt belongs to its creator」と書いています。サイトの中身と、同じプロンプトで作り直した結果は、Skillryとは? Opus 5.5の動画は同じプロンプトで再現できるのかで詳しく調べました。
Claude 5.5 Prompt Libraryは、個人が運営する英語と中国語の一覧で、2,179作品のうちプロンプト付きは530、全文は245です。FAQは「All works remain the property of their creators; inclusion grants no license.」と書き、載せても使ってよいという許諾ではない立場です。
Remotion Prompt Showcaseは、ReactのコードでMP4を作るRemotionの会社が載せる作例集で、25件に動画とプロンプトの全文、使ったツールとモデルが付きます。投稿の受け付けは「Submissions are currently disabled」と止まっています。Remotion本体は、個人と3人までの会社なら無料です。
HyperFramesは、HTMLで書いた動画をMP4にするHeyGenのツールで、手引きの「Verified example prompts」に18組の作例があります。どれにも「Rendered from the prompt above, unedited.」、つまり上のプロンプトから作り、手を加えていないと添えてあります。ソフトはApache-2.0ですが、作例と作った動画の扱いはページにありません。
GitHubの小さなまとめ4件は、どれも元のXの投稿へリンクしています。awesome-claude-3d-videosは、3Dの作品476件のうちプロンプト付きが80件です。claude-opus-5-5-video-promptsは60件を1件ずつのページにまとめ、自分たちで動かした例(プロンプト、書き出しのスクリプト、費用)も載せています。opus-video-promptsとawesome-opus-5-5-video-prompts、claude-opus-5-5-video-promptsの3件は、9月27日から10月7日のあいだを最後に更新がありません。
GoogleのVeoの手引きは2つあります。Google DeepMindの手引きは動画の例が6つで、Veo 3のままです。Google Cloudの「動画生成プロンプト ガイド」は2026年10月22日に更新され、約15の例と要素ごとの説明を日本語(機械翻訳)でも読めます。作る側のFlowは毎日50クレジットまで無料です。
RunwayのGen-4.5の発表ページには、プロンプト付きの動画の例が24あります。利用規約(2026年10月23日)は「the Company does not restrict your commercial use of your Outputs」と商用利用を制限せず、同じ項で、入力と出力をモデルの学習に使うことがあるとも書いています。
Kling AIの「Best Practices」は、モデル別と機能別の手引きが27本で、「Kling 4.0 User Guide」(2026年10月15日)は日本語で読めます。規約(2026年4月21日)4.6は「without our written permission, you may not use … the Output for any commercial purposes」で、書面の許可なしに出力を商用で使えません。
LumaのLearning Centerは29本の記事で、自社のRay 3.2の書き方のほか、Kling 4.0やSeedance 2.5など、Lumaの中で使える他社のモデルの手引きも載せています。料金はPlusが月30ドル、Proが90ドル、Ultraが300ドル。規約で商用に使えるのは、商用利用を含む有料プランの期間中に作った出力だけです。
MiniMaxの動画の手引きはAPI向けで、プロンプトは7,000字まで、カメラの動きは[pan]や[zoom]のように書く、と説明しています。アプリのHailuo AIの規約は、サービスの利用を「personal, non-commercial use only」、つまり個人の非商用に限っています。生成物を仕事や商用で使うときは、規約で許されるかどうかにかかわらず「at your own risk」(自己責任)です。
Seedance 2.5の手引きは、ByteDance系のBytePlusの文書で、例の動画が56本埋め込まれ、2026年10月16日に更新されています。生成物の商用利用を定めた規約は、移った先を確認できませんでした。
OpenAIのSora 2の手引きには、今「This recipe is archived」の表示が出ています。SoraのAPI(Videos API、sora-2、sora-2-pro)は2026年9月24日に終わり、廃止の一覧で代わりのモデルの欄は空いたままです。
動画の作例で見ておきたいのは、プロンプトが全文かどうかと、作ったものの使い道を決める規約です。Xから集めた一覧の作品は権利が作者に残ったままで、プロンプトが一部だけのものもあります。動画のモデルの規約は、商用利用を制限しないRunwayから、書面の許可が要るKlingまで開きがあります。
Skillsとルールは、公式の一覧と検索サイトへ
AIエージェントに入れる部品は、Agent Skillsという共通の形式にそろい、各社の公式のマーケットプレイスと、GitHubから集めて探す検索サイトの2つに分かれて配られています。
各社は、SkillsやサブエージェントやMCPの設定をひとまとめにした「プラグイン」として配っています。MCP(Model Context Protocol)は、AIを外のツールやサービスにつなぐための共通の手順です。Claude CodeそのものはClaude Codeとは?、MCPはMCPとFunction Callingの違いで説明しています。


Skillsとルール、コマンドの13件を、2026年10月26日に公式ページで確認しました。
| 名前 | 運営 | 中身と件数 | 料金 | 日本語 | ライセンスの書き方 |
|---|---|---|---|---|---|
| Agent Skills | GitHubのagentskills組織(元はAnthropic) | 仕様と手引き。対応製品45 | 無料 | なし | 仕様はApache-2.0。各Skillはlicenseの欄 |
| anthropics/skills | Anthropic(米国) | 見本のSkill 19 | 無料 | なし | 多くはApache 2.0、文書系の4本は別 |
| Claude Marketplace | Anthropic(米国) | プラグイン550 | 一覧は無料 | あり | 各プラグインの作り手による |
| skills.sh | Vercel(米国) | GitHubのSkillをインストール数で並べる | 無料 | なし | 「作者のもの」、元のリポジトリに従う |
| SkillsMP | 名前の記載なし | SKILL.md 3,601,485件の検索 | 検索は無料、APIは有料 | あり | 個人と商用で使える、各リポジトリに従う |
| ClawHub | OpenClaw Foundation | OpenClaw向けのSkillとプラグイン | 無料 | なし | すべてMIT-0 |
| officialskills.sh | VoltAgent | 公式のSkill 660 | 無料 | なし | 一覧はMIT、各Skillは元に従う |
| Awesome GitHub Copilot | GitHub(米国) | Skills 446、Agents 222など | 無料 | なし | MIT |
| openai/plugins | OpenAI(米国) | Codexのプラグインの見本 | 無料 | なし | 各SkillのLICENSE.txt |
| cursor/community-plugins | Cursor | ルールやMCP、Skillsをまとめたプラグインの一覧 | 確認できず | 確認できず | 表示なし |
| awesome-cursorrules | 個人 | Cursorのルール257 | 無料 | なし | CC0 |
| Claude Codeのサブエージェント集など3件 | 個人2、団体1 | 一覧、サブエージェント100以上、プラグイン94 | 無料 | なし | 1件はCC BY-NC-ND 4.0、2件はMIT |
| MCPのディレクトリ | 公式のRegistryほか | Glamaは110,451件 | 一覧は無料 | mcp.soはあり | 各サーバーのライセンス |
Agent Skillsは、Anthropicが2025年10月16日に出し、12月18日にオープンな標準とした形式です。仕様は「At its core, a skill is a folder containing a SKILL.md file.」と書き、対応する製品は45あります。Claude Codeでは、前のカスタムコマンドもSkillsにまとめられました。
anthropics/skillsは、Anthropicが作ったSkillの見本19本です。多くはApache 2.0ですが、Word、PDF、PowerPoint、Excelを扱う4本は「source-available, not open source」、つまりソースは見られてもオープンソースではない扱いです。READMEは「demonstration and educational purposes only」と、見本と学習のためのものだと断っています。
Claude Marketplaceには550のプラグインが並び、日本語の画面もあります。一部に「Anthropic認定済み」の印が付きます。公式のリポジトリのREADMEは「Make sure you trust a plugin before installing」と書き、プラグインに含まれるMCPサーバーやファイルはAnthropicが管理していないと説明しています。
skills.shは、Vercelが運営する一覧で、CLIの匿名の利用データからインストール数の順に並べます。「Security Audits」のページでは、Gen Agent Trust Hub、Socket、Snykの3つの検査の結果をSkillごとに出しています。規約は、Skillは「property of their authors」で元のリポジトリのライセンスに従い、品質や安全は保証しないと書いています。
SkillsMPは、GitHubの公開リポジトリから集めたSKILL.mdを検索するサイトで、表示は3,601,485件です。日本語の画面があり、検索は無料、APIと書き出しは年99ドルと299ドルのプラン(税は購入前に表示)です。規約(2026年10月20日)は「personal and commercial use」を認めつつ、各リポジトリのライセンスに従うよう求めています。
ClawHubは、OpenClaw Foundationが運営する、OpenClaw向けのSkillとプラグインの登録所です。公開されたSkillはすべてMIT-0で、「Anyone may use, modify, and redistribute published skills, including commercially.」と、商用を含めて表示なしで使えます。有料のSkillは扱わず、公開のたびに自動の検査をかけ、止めたものは一覧から消えることがあります。
officialskills.shは、各社が公式に出したSkillを集めた、VoltAgentの一覧です。10月26日の表示では、ソフトの会社などの開発チーム56が出したSkill 660が並び、一覧そのもののライセンスはMITです。各Skillを使う条件は、元のリポジトリのライセンスで確かめます。
Awesome GitHub CopilotはGitHubの公式で、Skills 446、Agents 222、Instructions 193などが並びます。READMEによると、多くの利用者のCopilot CLIとVS Codeには、最初からマーケットプレイスとして登録されています。中身は「sourced from third-party developers」です。
openai/skillsは、2026年6月22日に非推奨になりました。READMEは、今のCodexのSkillとプラグインの例はopenai/pluginsを見るよう案内しています。Skillの配り方が、カタログからプラグインに移った例です。
cursor.directoryは、ルール集からプラグインの一覧に変わりました。管理はCursorのGitHubの組織のリポジトリ(cursor/community-plugins)です。リポジトリのURLを貼ると、ルール、MCPサーバー、Skills、エージェントなどを自動で見つけて登録する作りです。サイトそのものは開けなかったため、この項はGitHubの説明だけで書いています。
awesome-cursorrulesは、Cursorのルール(.mdcのProject Rules)257個を技術ごとに並べた個人のリポジトリで、ライセンスはCC0です。最後の更新は2026年5月30日。
Claude Codeのサブエージェントとコマンドの集まりは3件あります。awesome-claude-codeは一覧で、一覧そのものはCC BY-NC-ND 4.0(非営利、改変なし)です。awesome-claude-code-subagentsは、説明に「100+」とあるサブエージェントの集まりです。agentsは94のプラグインに202のエージェント、185のSkill、105のコマンドを入れています。この2件は、どちらもMITです。
MCPのディレクトリは、プロンプトではなく、AIをつなぐ先のサーバーの一覧です。公式のMCP Registryは2025年10月24日からAPIを固定したプレビュー版で、Glamaは110,451件を表示し、mcp.soには日本語の画面があります。
Skillには、AIが実行するスクリプトを入れられます。入れる前にSKILL.mdと元のリポジトリを読み、licenseの欄を見ておくと安心です。一覧の側のライセンスと載っているSkillのライセンスは別で、awesome-claude-codeの一覧を写して配るなら、非営利、改変なしの条件がかかります。
プロンプトの売り買いは、返金なしが基本
プロンプトの売り場は返金しないことを基本にし、買ったプロンプトを自分の仕事に使うのは認め、プロンプトそのものの再販は禁じる書き方が目立ちます。日本ではプロンプトに特化した売り場が少なく、BOOTHとココナラの規約には「AI」も「プロンプト」も出てきません。
売り買いの6件を、2026年10月26日に公式ページで確認しました。ログインや購入はしていません。
| 名前 | 運営 | 中身と件数 | 料金と返金 | 日本語 | 買った後の使い方 |
|---|---|---|---|---|---|
| AIPRM | AIPRM, Corp.(米国) | ChatGPT向けのテンプレート。件数の表示なし | 無料と有料(米ドル、税別)、返金なし | サイトはあり | サイトの中身の再配布や商業利用は不可 |
| God of Prompt | GOP LLC(アラブ首長国連邦) | 「7,200+」のプロンプト、44商品 | 一式150ドルの買い切り(税別)。返金の書き方が2つ | なし | 自分の仕事に使うのは可、再販は不可 |
| LaPrompt | 会社名の表示なし | 「9,817+」のプロンプト | 1件ごと(例4.99ドル、税の記載なし)、出品者は最大80% | なし | FAQでは商用ライセンス付き |
| PromptWorks | 株式会社ユニソンプラネット(日本) | 70以上のカテゴリ | 1件ごと(例199円、税込)。成立した取引は取り消せない | あり | 規約に記載なし |
| ココナラ「AIプロンプト作成・販売」 | 株式会社ココナラ(日本) | 出品1,420件 | 出品者ごと | あり | 多くは商用可、条件は出品者ごと |
| BOOTH | ピクシブ株式会社(日本) | プロンプト専用の区分は確認していない | 確認できず | あり | ガイドラインにAIとプロンプトの記載なし |
AIPRMは、ChatGPTなどで使うテンプレートをブラウザの拡張機能から呼び出すサービスです。料金ページは「AIPRM only sells in US Dollar. All prices listed exclude local sales taxes like VAT and are added at checkout.」「All sales are non-refundable.」と書いています。米ドルの税別で、返金はありません。規約は個人や仕事での利用を認め、サイトの中身を商業的に利用したり再配布したりすることは禁じています。
God of Promptは、アラブ首長国連邦のGOP LLCが運営し、「7,200+ Engineered prompts」と44の商品を売っています。一式の「Complete AI Bundle」は150ドルの買い切り(税別)です。返金は、商品ページが「7-day money-back guarantee」、規約が米国の利用者について使い始めたデジタルの商品は「all sales are final」と、書き方が分かれています。規約は自分の仕事にプロンプトを使うことを認め、再販や、公開・販売するモデルの学習に許可なく使うことは禁じています。
LaPromptは「9,817+ Prompts」を表示する売り場で、出品者は売上の最大80%を受け取ります。FAQは、買ったプロンプトに「unlimited, royalty-free commercial license」が付くとしますが、規約には、サイトの中身を許可なく使えないという文もあり、二つの関係は書かれていません。
PromptWorksは、大阪市の株式会社ユニソンプラネットが運営する日本のプロンプトの売り場です。値段は1件ごとの税込で、トップには199円や400円の商品が並びます。ニュースは2023年6月21日の「β版」の公開の1件だけで、対応するAIの欄に「Bing AI」が残っています。規約は成立した取引を取り消せないとし、買ったプロンプトを商用で使えるかの決まりは見当たりません。
ココナラの「AIプロンプト作成・販売」には1,420件の出品があり、オーダーメイドでプロンプトやGPTsを作る出品が多く並びます。カテゴリのよくある質問は「多くの場合、作ってもらったプロンプトやGPTsは業務や商用にそのまま使えます」としたうえで、生成物の利用範囲は使うAIツールの規約にもよる、と書いています。著作権の譲渡などの条件は出品者ごとです。
BOOTHのガイドライン(2026年7月8日改定)には、「AI」も「プロンプト」も出てきません。2023年5月16日のお知らせでは、AI生成作品に多い、差別化されていない作品を出すショップの出品を、検索結果に出さないようにするとしています。
買う前に見たいのは、返金の書き方が商品ページと規約で同じかと、買ったプロンプトをどこまで使えるかです。God of PromptとLaPromptのように、ページによって書き方が違う売り場もあります。日本の売り場では、条件は出品者ごとに決まるので、取引の前に確認する形です。Skillryの有料のSkillの料金と規約は、Skillryの記事にまとめました。
他人の作例を仕事に使えるか、多くのサイトは書いていない
サイトに載っているほかの人の作例を、自分の仕事にそのまま使ってよいか。64件を見て、この問いにはっきり答えているサイトは多くありませんでした。
答えは2つの規約に分かれています。1つは作るツールの規約で、自分がそのサービスで作ったものを仕事に使えるかを決めます。もう1つは集める側のライセンスで、載っている作例を写してよいかを決めます。
作るツールの規約は4つに分かれる
自分が作ったものの扱いは、作るツールの規約で4つに分かれました。AnthropicはClaudeの個人向けの規約で、規約を守ることを条件に、出力にAnthropicの権利があればそれを利用者に譲ると書いています。


所有を主張しない側でも、使えるかの判断は利用者に残ります。Microsoftのサービス規約は「doesn't claim ownership」としたうえで、出力の権利と使えるかは、使い方と国の法律をふまえて自分で判断するよう求めています。
集める側のライセンスは6通り
載っている作例を写して使えるかは、集める側の書き方で6通りに分かれました。


目立ったのは、「権利は作者のもの」「元のリポジトリのライセンスに従う」と書くものと、何も書いていないものです。たとえばClaude 5.5 Prompt Libraryは「inclusion grants no license」、つまり一覧に載せても使ってよいという許諾にはならない、と書いています。
はっきり使ってよいと書いているのは、図の上の2行です。PDL1.0は国の公共データ利用規約で、CC BY 4.0と互換があり、神戸市や大阪市、文部科学省の規約も同じく出典を示せば商用で使えるとしています。
AIで作ったものが著作物になるか、他人の作品に似たときにどうなるかは法律の話になります。生成AIの著作権と商用利用 作る前と公開の前に確かめる4つのことで詳しく説明しています。
開かなくなったページは、移り先から探す
71件を開くと、消えていたページ、別の場所に移っていたページ、更新が止まっていたページが続けて見つかりました。日付が分かるものと分からないものを1枚にまとめています。


前に使っていたページが開かないときは、次の表の右の列から探せます。
| 前の場所 | 2026年10月26日の状態 | 代わりに見られる公式ページ |
|---|---|---|
| AnthropicのPrompt Library | 書き方の手引きを返す | Claude Academy Use cases |
| OpenAIのExamples | 404 | ChatGPT use cases、Cookbook |
| OpenAI AcademyのPrompt Packsの一覧 | 404 | 職種ごとのパックは残る |
| MicrosoftのCopilot Prompt Labのアプリ | 2025年7月15日で終了 | Copilot Chatの中のプロンプト |
| Copilotの日本語のプロンプト一覧 | 404 | Copilot プロンプト |
| openai/skills | 2026年6月22日に非推奨 | openai/plugins |
| cursor.directoryのルール集 | プラグインの一覧に | cursor/community-plugins |
| Gemini APIのImagen | 終了 | Nano Bananaによる画像生成 |
| Sora 2の手引き | archived、APIは9月24日に終了 | なし |
| 愛知県の前の版のガイドライン | 404 | 2026年4月版(プロンプトの例はなし) |
日本の民間では、創業手帳が2025年10月29日に告知した「起業AIプロンプト集」も、申し込み先に案内が見当たりませんでした。
使う前に、5つを確かめる
64件を見て、使う前に確かめておきたいことを5つにまとめました。たとえば南陽市の文例を自分の課の手引きに入れるなら、1は「最終更新日 令和8年9月17日」の表示で、3は「出典(南陽市)を明記することで」の一文で確かめられます。画像や動画の作例を使うときは2と4が、Skillsを入れるときは5が関わってきます。


7つのサイトは、中身を確認できなかった
次の7つのサイトは、自動での取得をrobots.txtで断っているか、アクセスを拒否された(403)ため、この記事では中身を確かめていません。robots.txtは、サイトが自動で取得するプログラムに向けて、取ってよい範囲を書くファイルです。サイトが使えないという意味ではありません。
| サイト | 分野 | 理由 |
|---|---|---|
| PromptHero | 画像、動画、売り買い | robots.txtで断っている |
| Midjourney | 画像 | robots.txtで断っている |
| Tensor.Art | 画像 | robots.txtで断っている |
| NightCafe | 画像 | 403 |
| PromptBase | 売り買い | 403 |
| note | 売り買い | 403 |
| FlowGPT | 文章 | 403 |
ほかに、Leonardo.AiとIdeogramの本体のサイト、Runwayのヘルプセンター、OpenAIの利用規約、cursor.directoryのサイトも、断られたか開けなかったため中身を見ていません。表の「確認できず」の多くは、この理由によるものです。
2027年に向けて、作例は使う画面の中へ
ここからは、確かめた事実をもとにした編集部の見方を3つ書きます。
まず、作例は「誰でも開ける一覧」から「AIを使う画面の中」に入っていきそうです。MicrosoftはプロンプトをCopilot Chatの中に移しました。Claude Academyには「Try in Claude」、OpenAI Academyには「Try it in ChatGPT」、GoogleのギャラリーにはAI Studioで開くボタン。どれも、作例からそのままAIの画面に移る作りです。登録なしで眺められる一覧は減り、サインインした画面の中で探す形が進むとみています。
Skillsを選ぶ目安も、件数から出どころと検査に移ると考えています。SkillsMPの360万件は人が見て選べる量ではなく、skills.shは3つの検査の結果を並べ、ClawHubは公開のたびに自動で検査し、Claude Marketplaceは一部に認定の印を付けています。2027年は「どこの公式か」「検査を通ったか」で絞り込む使い方が広がりそうです。
日本語の文例は自治体ごとに増えても、版の差は広がるでしょう。総務省がプロンプト集づくりを勧め、南陽市と兵庫県は2026年も更新を続けていますが、2024年の版のまま残る文例集もあります。前提のモデルが資料ごとにずれていくので、版の日付を見る手間はむしろ増えるはずです。
今回開いた71件には、Prompt Libraryのように移ったページや、SoraのAPIのように終わったものがいくつもありました。前に保存したリンクのままでは届かないことがあります。
まずは自分の分野の節の表から1つを開き、規約の中で商用利用に触れた文を探してみてください。書かれていなければ、運営や作者に問い合わせるか、ライセンスを明記した別の作例を選ぶことになります。
参考にした公式の情報
- Anthropic「Prompting best practices」
- Anthropic「Consumer Terms of Service」
- Claude Academy「Use cases」
- prompt-eng-interactive-tutorial(GitHub)
- claude-cookbooks(GitHub)
- OpenAI「Prompt engineering」
- OpenAI Cookbook
- ChatGPT use cases
- OpenAI Academy「ChatGPT for HR」
- Google AI for Developers「プロンプト設計戦略」
- Google AI for Developers「プロンプト ギャラリー」
- Gemini API Additional Terms of Service
- Google Workspace「Prompting Guide 101」
- Google Workspace「ビジネスで効果を発揮する AI プロンプトの書き方」
- Microsoft「Copilot プロンプト」
- Microsoft Learn「Understand Prompt Gallery in Copilot」
- Microsoft サポート「Copilot プロンプト ギャラリー アプリへの変更」
- Microsoft「Scenario Library」
- Microsoft Services Agreement
- prompts.chat「Terms of Service」
- Prompt Engineering Guide(日本語)
- 東京都デジタルサービス局「AI導入・活用ガイドライン、生成AI利用の手引き」
- 東京都「都職員のアイデアが詰まった文章生成AI活用事例集」
- 兵庫県「生成AIの活用に関する取り組み」
- 千葉県「生成AIの利用ガイドライン 別冊 プロンプト集 第1.0版」
- 千葉県「リンク・著作権・プライバシー・免責事項等」
- 神戸市「生成AIの活用について」
- 神戸市ウェブサイト利用規約
- 大阪市「大阪市生成AI利用ガイドライン」
- 大阪市「掲載データを使う」
- デジタル庁「行政における生成AIの適切な利活用に向けた技術検証の環境整備と検証結果」
- デジタル庁「公共データ利用規約(第1.0版)」
- デジタル庁「生成AIの調達・利活用に係るガイドライン(第2.0版)」
- 文部科学省 リーディングDXスクール「生成AIの活用方法に関する教育実践」
- 文部科学省ウェブサイト利用規約
- 総務省「自治体におけるAI活用・導入ガイドブック<導入手順編>(第4版)」
- 愛知県「生成AIの調達・利活用に係るガイドライン」
- GMO教えてAI
- GMO天秤AI 利用規約
- GenerativeAI-Prompt-Sample-Japanese(GitHub)
- generative-ai-use-cases(GitHub)
- genai-web(GitHub)
- Civitai「Terms of Service」
- Civitai「Pricing」
- Lexica「Terms」
- OpenArt「Terms」
- OpenArt「Pricing」
- OpenArt「V1 Sunset FAQ」
- Krea「Terms」
- Krea「Pricing」
- SeaArt「AI画像プロンプト」
- SeaArt 利用規約(日本向け・2026年7月23日)
- Leonardo.Ai ヘルプ「Commercial Usage」
- Ideogram「Available plans」
- Adobe Firefly「プランと価格」
- Adobe「Generative AI User Guidelines」
- Google AI for Developers「Nano Banana による画像生成」
- OpenAI「Image prompting」
- Stability AI「License」
- Skillry「Opus 5.5 動画」
- Skillry「Terms of Service」
- awesome-opus5-5-videos(GitHub)
- Claude 5.5 Prompt Library(個人のサイト)
- Remotion「Prompt Showcase」
- Remotion「Terms」
- HyperFrames「Verified example prompts」
- awesome-claude-3d-videos(GitHub)
- claude-opus-5-5-video-prompts(GitHub)
- Google DeepMind「Veo prompt guide」
- Google Cloud「動画生成プロンプト ガイド」
- Google Flow
- Google 利用規約
- Runway「Introducing Runway Gen-4.5」
- Runway「Terms of Use」
- Kling AI「Best Practices」
- Kling AI「User Policy」
- Luma「Learning Center」
- Luma「Terms of Service」
- Luma「Pricing」
- MiniMax「Video Generation」
- Hailuo AI「Terms of Service」
- BytePlus「Dreamina Seedance 2.5 prompt guide」
- OpenAI「Sora 2 Prompting Guide」
- OpenAI「Deprecations」
- Agent Skills
- Agent Skills「Specification」
- Anthropic「Introducing Agent Skills」(2025年10月16日、12月18日の追記)
- Claude Code ドキュメント「Skills」
- anthropics/skills(GitHub)
- Claude「プラグイン」
- claude-plugins-official(GitHub)
- skills.sh
- skills.sh「Terms」
- skills.sh「Security Audits」
- SkillsMP
- SkillsMP「Terms」
- ClawHub
- OpenClaw ドキュメント「Skill format」
- officialskills.sh
- Awesome GitHub Copilot
- openai/skills(GitHub)
- openai/plugins(GitHub)
- cursor/community-plugins(GitHub)
- awesome-cursorrules(GitHub)
- awesome-claude-code(GitHub)
- awesome-claude-code-subagents(GitHub)
- agents(GitHub)
- MCP Registry
- Glama「MCP Servers」
- Smithery
- mcp.so
- AIPRM「Pricing」
- AIPRM「Terms of Service」
- God of Prompt「Complete AI Bundle」
- God of Prompt「Terms」
- LaPrompt
- LaPrompt「Terms」
- PromptWorks
- ココナラ「AIプロンプト作成・販売」
- BOOTH「ガイドライン」
- BOOTH「AI生成作品に対する、BOOTHにおける今後の対応とお願い」
執筆者
株式会社Game 代表取締役。工学部出身で、21歳で起業してからシステム会社の経営一筋で8期目。アプリの受託開発から始め、いまはAIを使ったシステムソリューションを手がけています。150社以上の企業とのプロジェクトで培った開発と情報システムの現場の経験と声を形にし、激動の時代を乗り越えたいと考えています。
この記事は、Claude Code を使って執筆しました。画面の画像は、検証環境で実際に操作して撮影したものです(引用の画像は出典を記載しています)。内容の誤りはお問い合わせからお知らせください。


