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ハック!でAI

GitHub Copilot 入門 第3回

コードの補完を使いこなす(Tab・Esc・次の候補)

ハック!でAI編集部AIにより執筆読了 約8分
Copilot の 2 種類の提案(ゴーストテキストと次の編集の提案)とキーの操作をまとめた図

この記事でわかること

  • 提案を受け入れる・消す・切り替えるキー
  • 次の編集の提案(NES)の使い方
  • 提案が出ないとき(Markdown など)の確かめ方

確認した環境: VS Code の公式ドキュメント・GitHub Docs(確認日の VS Code の最新の安定版は 1.141.0)/ 2026年10月11日に確認

GitHub Copilot は、コードを入力している途中で、続きを提案します。この記事では、VS Code で提案を受け入れる・消す・別の候補に切り替えるキーと、提案が出ないときの確かめ方を説明します。画面は、公式ドキュメントの画面と編集部の図で説明します。

コードの補完とは

VS Code の Copilot の補完は、公式には「インライン提案(inline suggestions)」と呼ばれます。種類は 2 つです。

  • ゴーストテキスト: カーソルの位置に、続きのコードが薄い文字で表示されます。
  • 次の編集の提案(Next edit suggestions、略して NES): いまの編集をもとに、次に直す場所と内容を予測します。ガター(行番号の横の部分)に表示される矢印で知らせます。
左にゴーストテキストの例とキー(Tab で受け入れる、Esc で消す、Alt + ] / [ で次・前の候補、Ctrl + → で次の単語だけ受け入れる)、右に次の編集の提案の 4 つの手順を並べた図
Copilot の 2 種類の提案。ゴーストテキストのキーの操作と、次の編集の提案の流れ撮影・作図: 編集部

コードの補完と次の編集の提案は、AI クレジットを使いません。有料プランでは回数の上限がなく、Free では補完が月 2,000 回までです。

提案を受け入れる・消す・切り替える

提案が出たら、Tab で受け入れ、Esc で消します。提案にマウスを重ねると、ツールバーが表示されます。「< 1/3 >」で候補を切り替えたり、Accept Word で単語ごとに受け入れたりできます。

薄い文字で提案された 4 行の上に、< 1/3 >、Accept Tab、Accept Word Ctrl + RightArrow のツールバーが表示され、枠で囲まれている
提案にマウスを重ねたときのツールバー。「< 1/3 >」で候補を切り替え、Accept(Tab)で受け入れ、Accept Word で単語ごとに受け入れる出典: Visual Studio Code ドキュメント「Inline suggestions from GitHub Copilot in VS Code」 © Microsoft Corporation / CC BY 3.0 US

キーの一覧

Mac のキーの記号は、⌘ が Command、⌥ が Option です。

やりたいこと Windows・Linux Mac
提案を受け入れる Tab Tab
提案を消す Esc Esc
次の候補を表示する Alt+] ⌥+]
前の候補を表示する Alt+[ ⌥+[
提案を出させる Alt+\ ⌥+\
次の単語だけ受け入れる Ctrl+→ ⌘+→
複数の候補を新しいタブで見る Ctrl+Enter Ctrl+Return
Copilot のオン・オフ 既定のキーなし 既定のキーなし

キーは、GitHub Docs「Keyboard shortcuts for GitHub Copilot in the IDE」と VS Code のドキュメントにある既定のキーです。

キーを割り当て直すとき(コマンドの名前)

自分でキーを割り当てるときは、次のコマンドの名前を使います。次の行だけ受け入れるコマンドには、既定のキーがありません。

やりたいこと コマンドの名前
提案を受け入れる editor.action.inlineSuggest.commit
提案を消す editor.action.inlineSuggest.hide
次の候補を表示する editor.action.inlineSuggest.showNext
前の候補を表示する editor.action.inlineSuggest.showPrevious
提案を出させる editor.action.inlineSuggest.trigger
次の単語だけ受け入れる editor.action.inlineSuggest.acceptNextWord
次の行だけ受け入れる editor.action.inlineSuggest.acceptNextLine
複数の候補を新しいタブで見る github.copilot.generate
Copilot のオン・オフ github.copilot.toggleCopilot

次の編集の提案(NES)を使う

  1. コードを直す

    いまの編集をもとに、Copilot が次に直す場所と内容を予測します。

  2. ガターの矢印を確かめる

    次に直す場所のガター(行番号の横)に、矢印が表示されます。提案が画面の外にあるときは、矢印が上か下を向きます。

  3. Tab で提案の場所へ移動する

  4. もう一度 Tab を押して受け入れる

    受け入れないときは、Esc で却下します。

ガターの矢印にマウスを重ねると、メニュー(Go To / Accept、Reject、Show Collapsed、Settings)が表示されます。

コメントで、書きたいことを伝える

書きたい処理をコメントで書いておくと、それに沿った提案が出ます。公式のドキュメントには、コメントで頼んで、TypeScript のクラスを提案させる例が載っています。

なお、カスタム指示(Copilot に伝えたいルールを書いておくファイル)は、インライン提案には使われません。

オン・オフと一時停止

ステータスバー(画面のいちばん下の行)の Copilot のアイコンから、メニューを開きます。

ステータスバーの Copilot のアイコンが枠で囲まれ、その上のメニューに Code Completions、All files・TypeScript・Next edit suggestions のチェック、Snooze と Hide completions for 5 min が並んでいる
ステータスバーの Copilot のメニュー。All files(すべてのファイル)・TypeScript(いまの言語)・Next edit suggestions のチェックと、Snooze のボタンがある出典: Visual Studio Code ドキュメント「Inline suggestions from GitHub Copilot in VS Code」 © Microsoft Corporation / CC BY 3.0 US
  • All files: すべてのファイルで、提案をオン・オフします。
  • いまの言語(画面では TypeScript): 開いているファイルの言語だけ、オン・オフします。
  • Next edit suggestions: 次の編集の提案をオン・オフします。
  • Snooze: 提案を 5 分ずつ止めます。Cancel Snooze で再開します。コマンドパレットの「Snooze Inline Suggestions」でも止められます。

編集部の VS Code 1.141.0 では、サインインの前のこのメニューに「Inline Suggestions」と表示されていました。上の公式の画面(「Code Completions」)と、表示の名前が違うことがあります。

Markdown とプレーンテキストでは、最初は提案が出ない

設定 github.copilot.enable の既定の値は次のとおりです。"*" はすべての言語のことで、プレーンテキスト(plaintext)と Markdown(markdown)は、最初からオフになっています。

JSON
{
  "github.copilot.enable": {
    "*": true,
    "plaintext": false,
    "markdown": false,
    "scminput": false
  }
}

Markdown を書くときにも提案を使いたい場合は、Markdown のファイルを開いた状態で、ステータスバーの Copilot のメニューから、いまの言語のチェックを入れます。

提案に使うモデルを変える

タイトルバーのチャットのメニューから Configure Inline Suggestions... を選び、Change Completions Model... でモデルを選びます。選べるモデルがないときは、この項目は表示されません。

提案が出ないとき

提案が出ないときは、次の順に確かめます。

ステータスバーの Copilot のメニュー、アカウントと回数、アイコンに斜線がないか、設定と接続、ログを見る、の 5 つの項目を順に並べた図
提案が出ないときに確かめること。メニューの設定、アカウントと回数、アイコンの斜線、設定と接続、ログの順撮影・作図: 編集部
  • 従量制の接続: VS Code が従量制(使った量で料金がかかる)の接続だと判断したときは、自動の提案を出しません。手動の「Trigger Inline Suggestion」(Alt+\、Mac は ⌥+\)なら出せます。
  • 公開コードとの一致のブロック: GitHub の Copilot の設定ページで、公開されているコードに一致する提案を Block にしていると、提案が少なくなることがあります。
  • 回数: Free の補完は月 2,000 回までです。補完の枠と AI クレジットの枠は別で、片方を使い切っても、もう片方は使えます。どちらも毎月リセットされます。
ログの見方
  1. コマンドパレットで「Developer: Set Log Level」を実行し、GitHub Copilot と GitHub Copilot Chat を Trace にします。
  2. 提案が出ない操作を、もう一度試します。
  3. 「Output: Show Output Channels」で、GitHub Copilot と GitHub Copilot Chat のログを開きます。
  4. 終わったら、ログのレベルを元に戻します。

ログには、プロンプトやソースコード、ファイルのパスなどが入ることがあります。人に見せる前に、見せたくない部分を消してください。

次の回では、Copilot Chat で質問したり、コードの一部を直してもらったりする方法を説明します。

参考にした公式の情報

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この記事は、ハック!でAI編集部が AI を使って執筆しました。画面の画像は、編集部の検証環境で実際に操作して撮影したものです(引用の画像は出典を記載しています)。内容の誤りはお問い合わせからお知らせください。

連載

GitHub Copilot 入門
全 7 回の目次
  1. 1GitHub Copilot とは? プランと料金・できること
  2. 2VS Code で GitHub Copilot を使い始める
  3. 3コードの補完を使いこなす(Tab・Esc・次の候補)(この記事)
  4. 4Copilot Chat の使い方(チャット・インラインチャット・# と @)
  5. 5Copilot のエージェントモードとプランモードで直してもらう
  6. 6カスタム指示でルールを伝える(copilot-instructions.md)
  7. 7Issue を Copilot に任せる(cloud agent)とコードレビュー