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ハック!でAI

GitHub Copilot 入門 第4回

Copilot Chat の使い方(チャット・インラインチャット・# と @)

ハック!でAI編集部AIにより執筆読了 約9分
Copilot Chat の 3 つの開き方(チャットビュー・インラインチャット・Quick Chat)とキーをまとめた図

この記事でわかること

  • チャットビュー・インラインチャット・Quick Chat の開き方
  • # でファイルを指定し、@ で詳しい相手に聞く方法
  • / のコマンドと、質問だけするときの Ask

確認した環境: VS Code 1.141.0(英語の表示・Copilot にサインインする前の画面)/ 公式ドキュメントは 2026年10月11日に確認

Copilot Chat は、コードについて会話で質問したり、コードを直してもらったりする機能です。この記事では、VS Code でチャットを開く 3 つの方法と、#・@・/ を使った頼み方を説明します。

チャットの 3 つの開き方

VS Code の Copilot Chat には、開く場所が違う 3 つの画面があります。

チャットビュー(Ctrl + Alt + I)、インラインチャット(Ctrl + I)、Quick Chat(Ctrl + Shift + Alt + L)の 3 つの箱と、ターミナルでも Ctrl + I が使えることを示した図
Copilot Chat の 3 つの開き方。チャットビュー・インラインチャット・Quick Chat と、それぞれのキー撮影・作図: 編集部
  • チャットビュー: 画面の右側に開きます。会話をしながら、質問やファイルの編集を頼みます。
  • インラインチャット: エディタの中に開きます。選んだコードを、その場で直してもらいます。
  • Quick Chat: 一時的な、短い質問のためのチャットです。

チャットビューで質問する

  1. チャットビューを開く

    タイトルバーのチャットのメニューから Open Chat を選びます。キーでは Ctrl+Alt+I(Mac は ⌃+⌘+I)です。

    タイトルバーのチャットのアイコンが枠で囲まれ、開いたメニューに Open Chat Ctrl+Alt+I、Open Inline Chat Ctrl+I、Open Quick Chat Ctrl+Shift+Alt+L、New Chat Editor Ctrl+N、New Chat Window、Configure Inline Suggestions...、Manage Chat が並んでいる
    タイトルバーのチャットのメニュー(Windows の画面)。Open Chat・Open Inline Chat・Open Quick Chat と、それぞれのキーが並んでいる出典: GitHub Docs「Asking GitHub Copilot questions in your IDE」 © GitHub, Inc. / CC BY 4.0

    チャットのアイコンが見えないときは、タイトルバーを右クリックして Command Center をオンにします。ターミナルで code chat と入力しても開けます。

  2. 入力欄に質問を書いて送る

    画面の右側のサイドバー(Secondary Side Bar)に、チャットビューが開きます。①の欄に質問を書いて送ります。

    入力欄に Describe what to build と薄く表示され、その上に app.js、下に Agent と Models、入力欄の外の下に Local と Default permissions が並んでいる
    チャットビューの入力欄(編集部の画面・サインインの前)。① 質問や依頼を書く欄 ② Agent と Models ③ Local と Default permissions撮影・作図: 編集部

チャットビューは、上から会話の一覧・会話・入力欄の 3 つの部分に分かれています。入力欄のまわりでは、次の 4 つを選べます。

項目 決めること 公式の最初のおすすめ
Session Target どこで動かすか(Copilot・Claude・Codex・Cloud・Local) Copilot
Agent 役割(Agent・Plan・Ask など) Agent
Language model 使うモデル Auto
Permissions どの操作で確認を求めるか Manual permissions

編集部の画面(サインインの前)では、②に Agent と Models、③に Local と Default permissions と表示されていました。公式のドキュメントの画面(第 5 回で紹介します)では、入力欄の下に Copilot や Manual permissions と表示されていて、サインインの前の編集部の画面とは表示が違います。

質問だけしたいときは Ask を選ぶ

Agent を選んでいると、Copilot は、どのファイルを変えるかを自分で決めて編集し、必要ならコマンドを実行して、問題が直るまで作業を続けます。コマンドは、既定では実行の前に確認を求めます。ただし、ファイルの編集は 1 回ごとには確認されません(Manual permissions のときも同じです)。

コードを変えずに、説明や答えだけがほしいときは、②の Agent を選んで Ask に切り替えます。役割の一覧は Ctrl+.(Mac は ⌘+.)でも開けます。Ask は、質問に答えたり説明したりするだけで、コードは変更しません。選べる役割は Session Target によって違い、Ask は、Session Target が用意しているときに選べます。

以前の解説に出てくる「Edit」モードは、今の VS Code では非推奨になり、既定では表示されません。Agent と Plan の使い方は、次の回で説明します。

新しい会話を始める

チャットビューの上の +(New Chat)で、新しい会話を始められます。チャットは、エディタのタブ(New Chat Editor)や、別のウィンドウ(New Chat Window)でも開けます。

インラインチャットでコードの一部を直す

  1. 直したいコードを選ぶ

    エディタで、直したい範囲を選びます。

  2. Ctrl+I(Mac は ⌘+I)を押す

    選んだコードの下に、インラインチャットが開きます。

    選択された 5 行のコードの下に、Describe how to change this の入力欄と、Add Selection to Chat、Explain、Review の項目が枠で囲まれて表示されている
    選んだコードの下に開いたインラインチャット。Describe how to change this の欄に、どう変えたいかを書く出典: Visual Studio Code ドキュメント「Inline chat and Quick Chat」 © Microsoft Corporation / CC BY 3.0 US
  3. どう変えたいかを書いて送る

  4. 差分を見て、Keep か Undo を選ぶ

    変更は差分で表示されます。残すときは Keep、取り消すときは Undo を選びます。

ファイルが、チャットで進めている編集の作業(チャットの編集セッション)に含まれているときは、同じキーで、チャットビューの側の「Ask in Chat」が開きます。この動きは、設定の inlineChat.askInChat で変えられます。

ターミナルと Quick Chat

  • ターミナル: VS Code の中のターミナルで Ctrl+I(Mac は ⌘+I)を押すと、ターミナルのインラインチャットが開きます。提案されたコマンドは、Run(実行する)か Insert(貼り付けるだけ)を選べます。中身が分からないコマンドは、Insert で貼り付けて、内容を確かめてから実行してください。
  • Quick Chat: Ctrl+Shift+Alt+L(Mac は ⇧+⌥+⌘+L)で開きます。一時的な、短い質問のためのチャットです。

# と @ と / を使う

入力欄では、記号を入力して、参考にさせる情報(文脈)や頼み方を指定できます。

# 文脈を足す(#file、#codebase、#terminalSelection、#fetch)、@ 参加者に聞く(@vscode、@terminal、@github)、/ コマンド(/explain、/fix、/tests、/init)の 3 つの箱が並んだ図
入力欄で使う # と @ と /。# は文脈を足す、@ は参加者に聞く、/ は決まった頼み方撮影・作図: 編集部

# でファイルなどを指定する

入力欄で # を入力すると、候補の一覧が表示されます。ファイル(#file)、フォルダ、シンボル(関数やクラスなどの名前)、コードベース全体(#codebase)、ターミナルで選んだ部分(#terminalSelection)、Web のページ(#fetch)などを、質問の文脈として渡せます。

ほかにも、次の方法で文脈を渡せます。

  • 入力欄の Add Context のボタン
  • エクスプローラーから、ファイルをドラッグ&ドロップ
  • 画像の添付
  • GitHub の Issue やプルリクエストの URL を貼る

VS Code は、既定でワークスペースのインデックスを使い、関係するファイルを自動で文脈に入れます。

@ で詳しい相手に聞く

@ で始めると、チャットの参加者(chat participants)を指定できます。

参加者 聞けること
@vscode VS Code の機能や設定
@terminal シェル(ターミナル)
@github リポジトリ・Issue・プルリクエスト、Web の検索

拡張機能が、参加者を増やすこともあります。参加者は、対応しているチャットの画面で使えます。

/ でよく使う頼み方を呼ぶ

/ を入力すると、使えるコマンドの一覧が表示されます。

コマンド すること
/explain コードを説明する
/fix 直し方を提案する
/tests テストを作る
/doc ドキュメントのコメントを作る(エディタのインラインチャットで使う)
/plan 実装の計画を作る
/new ひな形を作る
/init ワークスペースの指示のファイルを作る

使えるコマンドは、チャットの画面や、入力欄で選んでいる Session Target・Agent によって変わります。

返事を待っている間に、追加で頼む

Copilot が作業している間も、入力欄に続けて書けます。送信のボタンのメニューで、送り方を選びます。

  • Add to Queue: 順番待ちに加える
  • Steer with Message: 作業中の Copilot に、メッセージで方向を伝える
  • Stop and Send: 今の作業を止めてから送る

作業を止めても、すでに終わったファイルの編集やコマンドは元に戻りません。元に戻すときは、チェックポイントを使います。

github.com とスマートフォンでも使える

  • github.com: github.com/copilot で、ブラウザからチャットできます。
  • GitHub Mobile: 画面の右下の Copilot のアイコンから「Ask Copilot」を選びます。

AI クレジットとモデル

  • チャットは AI クレジットを使います。使う量は、モデルとトークンの数で決まります(第 1 回で説明しています)。
  • Free と Student では、モデルは Auto(自動で選ぶ)だけです。
  • 応答にマウスを重ねると、その応答に使われたモデルが分かります。

編集部の画面のチャットのパネルにも「AI responses may be inaccurate」(AI の応答は不正確なことがある)と表示されていました。答えやコードは、自分でも確かめてから使ってください。

次の回では、Agent と Plan を使って、Copilot にファイルを直してもらう方法を説明します。

参考にした公式の情報

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この記事は、ハック!でAI編集部が AI を使って執筆しました。画面の画像は、編集部の検証環境で実際に操作して撮影したものです(引用の画像は出典を記載しています)。内容の誤りはお問い合わせからお知らせください。

連載

GitHub Copilot 入門
全 7 回の目次
  1. 1GitHub Copilot とは? プランと料金・できること
  2. 2VS Code で GitHub Copilot を使い始める
  3. 3コードの補完を使いこなす(Tab・Esc・次の候補)
  4. 4Copilot Chat の使い方(チャット・インラインチャット・# と @)(この記事)
  5. 5Copilot のエージェントモードとプランモードで直してもらう
  6. 6カスタム指示でルールを伝える(copilot-instructions.md)
  7. 7Issue を Copilot に任せる(cloud agent)とコードレビュー