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ハック!でAI

同じお題で AI を比べる 第2回

Seedance と Kling、どっちがいい? 同じ 1 枚の絵を動画にして比べた

佐々木 航@w_sasakiwith Claude Code読了 約19分
左に題。右に、実写風の架空の女性とアニメ調の赤い髪の人物の元の絵と、Seedance 2.5 と Kling 3.0 で動かした動画のコマを 3 列に並べた画像

この記事でわかること

  • 人物・アニメ調・商品の 3 枚で、守れた項目の数(1 本 8 項目)
  • 体の向きや紙飛行機の動きを、1 コマずつ見て分かった違い
  • 1 本 526.5 と 73.7 クレジットの料金の差と、音の有無

確認した環境: YOBITSUGI AI で各モデルを実行(Seedance 2.5・Kling 3.0)/ 2026年10月15日に確認

画像から動画を作るなら、Seedance と Kling のどちらがよいのでしょうか。今回の 3 枚・1 回ずつでは、守れた項目はほぼ同じで、Seedance 2.5 が 24 のうち 24、Kling 3.0 が 23 でした。差が大きかったのは料金(1 本 526.5 と 73.7 クレジットで 7.1 倍)と、音の有無(音が入ったのは Seedance 2.5 だけ)です。人物・アニメ調・商品の 3 枚の絵を最初の場面にして 5 秒ずつ動かし、先に決めた 8 項目で数えています。

結果の早見

表。Seedance 2.5 は、絵 1 人物が 8 / 8、絵 2 アニメ調が 8 / 8、絵 3 物が 8 / 8、合計 24 / 24、1 本 526.5 クレジット(1 秒 105.3)、時間は平均 168.4 秒(178.9・133.0・193.3)、960×960・5.04 秒・音あり。Kling 3.0 は、8 / 8、7 / 8、8 / 8、合計 23 / 24、1 本 73.7 クレジット(1 秒 14.7)、平均 48.5 秒(50.9・50.6・44.1)、960×960・5.04 秒・音なし。表の下に、× は Kling 3.0 の絵 2 の体の向きが 1 コマで入れ替わった 1 つだけで、1 項目の差なので順位は付けない、縦横は 2 つとも元の絵と同じ正方形で 16:9 への収め方は比べられなかった、と書いてある
絵とモデルごとの「守れた項目の数 / 項目の数」と、1 本の料金・時間・できた動画。× は Kling 3.0 の絵 2 の 1 つだけ撮影・作図: 編集部
  • 指が増える、顔が溶ける、頼んでいない字が出る、といった崩れは 6 本ともありませんでした。差が見えたのは、項目の外の「動かし方」です。

比べ方

比べたモデル

モデル 記録に残った名前 できた動画 音
Seedance 2.5 seedance-2-5 960×960・5.04 秒・1 秒 24 コマ あり
Kling 3.0 kling-3.0 960×960・5.04 秒・1 秒 24 コマ なし(音を付けない既定)
各モデルの公式の説明(2026年10月15日に確認)
  • ByteDance Seed の Seedance 2.5 のページは、音と映像をいっしょに作り、1 回で 30 秒まで作れると説明しています。
  • BytePlus のドキュメントでは、Seedance 2.5 は最初のコマにする画像 1 枚から動画を作れます。出力は 480p と 720p、1 秒 24 コマ、長さは 4〜30 秒です。縦横を adaptive にすると、渡した画像にいちばん近い縦横を選びます。
  • 同じ説明には、Seedance 2.x は実在の人の顔が写った画像や動画を、そのまま渡すことには対応していない、とあります。今回の絵 1 は画像生成 AI で作った架空の人物で、受け付けられました。
  • Kling AI の Kling VIDEO 3.0 の説明では、画像から動画を作れて、長さは 3〜15 秒、解像度は 720p と 1080p です。音を付けるモードと付けないモードがあります。

元の絵と、渡した文

元にした絵は 3 枚で、どれも正方形です。絵 1 と絵 2 は、同じ連載の画像生成 AI を実写とアニメで比較 同じプロンプトで 6 モデルの得意と苦手を見るで、編集部が GPT-Image-2.5 Sunburst で作った架空の絵です(1024×1024 画素)。絵 3 は、商品画像は AI のどれで作る? 同じ商品写真から 5 モデルで作って比べたで元の商品写真にした、編集部が 3D の道具で作った架空のびんです(800×800 画素)。

  • 絵 1(人物): 公園のベンチに座る架空の女性。黒いボブの髪に黄色いカーディガン。右手を上げて 5 本の指を開き、左手に赤いりんごを持っています。
  • 絵 2(アニメ調): 屋上のフェンスの前で、紙飛行機を持ってピースサインをする赤い髪の人物。黒い輪郭線と平らな塗りの絵です。
  • 絵 3(物): 明るい灰色の背景に立つ、だいだい色のびん。灰色のふたと白い帯があり、帯の正面に灰色の丸が 1 つあります。字やロゴはありません。

文は 3 枚とも「この絵のまま、主な動き。ほかの動き。カメラの指示。」の同じ形にし、日本語のまま 2 つに一字一句同じ文を渡しました。

  • 絵 1: この絵のまま、人物がゆっくり横を向き、こちらへ振り向いて笑う。髪が風で揺れる。カメラは動かさない。
  • 絵 2: この絵のまま、人物が紙飛行機を空へ投げる。髪と服が風で揺れる。カメラは動かさない。
  • 絵 3: この絵のまま、びんは立ったまま動かない。明かりと背景は変えない。カメラはびんのまわりをゆっくり半周する。

数え方

  • 絵ごとに 8 つのチェック項目を、動画を作る前に決めました。色・元の絵・動き・形・物の増減・字とロゴ・カメラの 7 つと、編集部の見立て(動きの自然さ)の 1 つです。
  • 色と元の絵は 0・2.5・5 秒のコマを元の絵と並べ、形は 0.5 秒ごとの 11 コマで見ました。気になった所は、1 コマずつ(1 秒 24 コマ)確かめています。
  • 色は 3 か所の小さな四角の色の中央値を元の絵と比べ、差を ΔE(CIEDE2000。色の違いを表す数で、小さいほど近い)で測りました。3 か所とも 10 未満なら ○ です。
  • カメラは、絵 1・2 は背景の 2 か所のずれが画面の幅の 2% 以内なら ○ です。絵 3 は、びんの高さが 0 秒の ±15% 以内で、どのコマにもびんの全体が写っていれば ○ です。
  • 数えたのは編集部(Claude Code を使用)です。
8 つのチェック項目(全文)

絵 1(人物): 1 色(髪・上着・りんごの ΔE が 2.5 秒と 5 秒で 10 未満)/ 2 顔と服(前髪のあるボブ、丸首でボタンのあるカーディガン、白い服、目・眉・口の数が変わらない)/ 3 動き(顔が横を向くコマがあり、最後のコマで正面を向いて笑っている。さらに髪が揺れる)/ 4 形(11 コマで顔と両手の指が崩れない)/ 5 物の増減(人・りんご・ベンチが増えない、消えない)/ 6 字・ロゴ(出ない)/ 7 カメラ(背景のずれが幅の 2% 以内)/ 8 自然さ(顔や体の向きが急に飛ばない。編集部の見立て)

絵 2(アニメ調): 1 色(空・髪・上着)/ 2 絵柄(黒い輪郭線とべた塗りのまま。袖の白い線が残る)/ 3 動き(紙飛行機が手を離れて空へ飛び、髪か上着が揺れる)/ 4 形(顔とピースの指、紙飛行機を持つ手が崩れない)/ 5 物の増減(人 1 人・紙飛行機 1 つが消えたり 2 つに増えたりしない。画面の外へ出るのは ○)/ 6 字・ロゴ / 7 カメラ(フェンスの柱などのずれが幅の 2% 以内)/ 8 自然さ(手と紙飛行機の動きがつながり、体が急に飛ばない。編集部の見立て)

絵 3(物): 1 色(ふた・帯・胴)/ 2 形とラベル(ふた・首・胴があり、白い帯は 1 本。灰色の丸が 2 つ同時に見えない。全高と胴の幅の比が 0 秒から 10% 以上変わらない)/ 3 動き(灰色の丸が横へ動き、最後のコマでは見えない)/ 4 形(11 コマで輪郭がゆがまない)/ 5 物の増減(ほかの物や人が出ない)/ 6 字・ロゴ / 7 カメラ(びんの高さが 0 秒の ±15% 以内で、全体が写る)/ 8 自然さ(びんの形や向きが急に飛ばない。編集部の見立て)

絵 1: 人物

左上に元の絵と渡した文。その下に 2 段で、各モデルの 0 秒・2.5 秒・5 秒のコマ。Seedance 2.5 は 8 / 8 で、上げた手はそのまま、2.5 秒は画面の左を向いた横顔、5 秒は正面でほほえむ。Kling 3.0 は 8 / 8 で、2.5 秒は手を下ろして後ろ向き、髪が大きく広がり、5 秒は正面で歯を見せて笑う
絵 1(人物)を 2 つのモデルで動かした 0・2.5・5 秒のコマ。2 つとも 8 項目すべてを守った(絵と動画は生成 AI の出力)撮影・作図: 編集部
  • 動き: 2 つとも、顔が横を向いて正面に戻り、笑って終わりました。Seedance 2.5 は画面の左を向き、2〜3 秒はほぼ横顔でした。Kling 3.0 は画面の右へ回り、2.5〜3.25 秒は後ろ向きでした。
  • 上げた手: Seedance 2.5 は 5 秒まで上げたままで、指は 11 コマとも 5 本でした。Kling 3.0 は 1 秒までに手を下ろし、そのあとは画面に写りません。
  • 色とカメラ: 色の差は最大で Seedance 2.5 が 5.9、Kling 3.0 が 6.0 でした。背景のずれは 2 つとも幅の 1% 未満です。
  • 編集部の見立て: 2 つとも、1 コマずつ見ても顔の向きはつながって変わりました。
2 段。Seedance 2.5 の 0・1・2・3・4・5 秒は、どのコマも右手を上げたままで、2 秒と 3 秒は画面の左を向いた横顔、4 秒と 5 秒は正面。Kling 3.0 の 0〜5 秒は、1 秒で手を下ろし、2 秒は画面の右を向いて笑い、3 秒は後ろ向き、4 秒は髪が広がったまま正面、5 秒は歯を見せて笑う
絵 1 の 0〜5 秒を 1 秒ごとに並べた。Seedance 2.5 は手を上げたまま横顔に、Kling 3.0 は手を下ろして後ろ向きまで回った(絵と動画は生成 AI の出力)撮影・作図: 編集部

絵 1 の動画(2 本)

絵 1 を Seedance 2.5 で動かした動画(5 秒・960×960・音あり)Seedance 2.5(seedance-2-5)
絵 1 を Kling 3.0 で動かした動画(5 秒・960×960・音なし)Kling 3.0(kling-3.0)

絵 2: アニメ調

左上に元の絵と渡した文。その下に 2 段。Seedance 2.5 は 8 / 8 で、2.5 秒と 5 秒は前向きのまま腕を横へ伸ばし、5 秒は空の遠くに小さな紙飛行機。Kling 3.0 は 7 / 8 で、2.5 秒は前向きで紙飛行機を頭の上に持ち、5 秒は後ろ向きで腕を上へ伸ばし、空に小さな紙飛行機。× の理由は、1 コマで後ろ向きに入れ替わったこと
絵 2(アニメ調)を動かした 0・2.5・5 秒のコマ。Kling 3.0 は体の向きが 1 コマで入れ替わり、自然さの項目が ×(絵と動画は生成 AI の出力)撮影・作図: 編集部
  • 動き: 紙飛行機は 2 つとも、手に持ったまま画面の上へ出て(手を離す所は写っていません)、上から戻って空の遠くへ小さくなりました。画面の上へ出たのは、Seedance 2.5 が 1.38 秒、Kling 3.0 が 2.67 秒です。
  • 体の向き: Kling 3.0 は、60 コマ目(2.50 秒)の前向きから、次の 61 コマ目で後ろ向きに入れ替わりました。自然さの × はここです。Seedance 2.5 は 5 秒まで前向きでした。
  • 絵柄と色: 黒い輪郭線と平らな塗り、袖の白い線は 2 つとも残りました。色の差は最大で Seedance 2.5 が 2.0、Kling 3.0 が 1.9 です。
  • カメラ: フェンスの柱のずれは 2 つとも幅の 1% 未満でした。
3 段。上は Kling 3.0 の 60 コマ目と 61 コマ目で、前向きで紙飛行機を頭の上に持つ姿から、次のコマで後ろ向きに腕を上げた姿に変わる。中は Kling 3.0 の 63・64・92・120 コマ目で、64 コマ目に紙飛行機が画面の上へ出て、92 コマ目に上から戻り、背中には元の絵に無いフードがある。下は Seedance 2.5 の 32・33・63・72 コマ目で、33 コマ目に紙飛行機が画面の上へ出て、63 コマ目に右上から大きく戻り、72 コマ目に空を飛んでいる
絵 2 を 1 コマずつ見た所。赤い点線と番号は編集部が付けた(絵と動画は生成 AI の出力)撮影・作図: 編集部

絵 2 の動画(2 本)

絵 2 を Seedance 2.5 で動かした動画(5 秒・960×960・音あり)Seedance 2.5(seedance-2-5)
絵 2 を Kling 3.0 で動かした動画(5 秒・960×960・音なし)Kling 3.0(kling-3.0)

絵 3: 物

左上に元の絵と渡した文。その下に 2 段。Seedance 2.5 は 8 / 8 で、丸は右へ回り、4.9 秒ごろまで端に見える。2.5 秒は灰色の丸が右の端にあり、5 秒は丸が見えず、背景が暗くなる。Kling 3.0 は 8 / 8 で、丸は左へ回り、3.9 秒から見えない。2.5 秒は丸が左の端にあり、5 秒は丸が見えず、背景は明るいまま
絵 3(物)を動かした 0・2.5・5 秒のコマ。2 つとも 8 項目すべてを守った(びんの絵は編集部が 3D の道具で作った絵、動画は生成 AI の出力)撮影・作図: 編集部
  • 動き: 2 つとも、灰色の丸が横へ動き、裏側へ回って見えなくなりました。Kling 3.0 は左へ動いて 3.9 秒から見えません。Seedance 2.5 は右へ動き、4.9 秒ごろまで端に薄く写り、最後のコマで見えなくなりました。背景が無地なので、180 度ちょうど回ったかは測れません。
  • 形と大きさ: 全高と胴の幅の比は、元の絵が 2.26、Seedance 2.5 が 2.26〜2.27、Kling 3.0 が 2.26〜2.30 でした。画面の高さに対するびんの高さは、Seedance 2.5 が 63.6〜63.9%、Kling 3.0 が 63.6〜64.9% で、寄りや引きはほとんどありません。
  • 字と色: 帯の裏側にも字やロゴは出ませんでした。色の差は最大で Seedance 2.5 が 6.5、Kling 3.0 が 2.6 です。
上の段は丸の拡大。Seedance 2.5 の 3.25 秒は右の端(4.9 秒ごろまで端に見える)、Kling 3.0 の 2.5 秒は左の端(3.9 秒から見えない)で、どちらも丸が厚みのある円板として出っ張る。元の 3D は帯に貼った平らな丸。下の段は 0 秒と 5 秒。Seedance 2.5 は上の真ん中の明るさが 253 から 158 へ下がり、上の明かりが見えなくなる。Kling 3.0 は 255 と 251 で、ほぼ白のまま
絵 3 の丸と背景の拡大。丸は 2 つとも厚みのある円板になり、背景は Seedance 2.5 だけ暗くなった(びんの絵は編集部が 3D の道具で作った絵、動画は生成 AI の出力)撮影・作図: 編集部
  • 点に入れない観察: 端に来た丸は、2 つとも厚みのある円板として出っ張りました(元の 3D では帯に貼った平らな丸)。背景は Seedance 2.5 だけ暗くなり、上の真ん中の明るさ(白 = 255)が 253 から 158 へ下がりました。

絵 3 の動画(2 本)

絵 3 を Seedance 2.5 で動かした動画(5 秒・960×960・音あり)Seedance 2.5(seedance-2-5)
絵 3 を Kling 3.0 で動かした動画(5 秒・960×960・音なし)Kling 3.0(kling-3.0)

項目ごとに見る

表。行は色・元の絵・動き・形・物の増減・字とロゴ・カメラ・自然さの 8 項目、列は絵 1・絵 2・絵 3 の Seedance 2.5 と Kling 3.0。Kling 3.0 の絵 2 の自然さだけが ×で、ほかはすべて ○。守れた数は、絵 1 が 8 と 8、絵 2 が 8 と 7、絵 3 が 8 と 8
8 つのチェック項目ごとの ○ ×。48 のうち × は 1 つだけ撮影・作図: 編集部
色の差(ΔE)の値

2.5 秒と 5 秒の 3 か所で、いちばん大きかった値です。10 未満を ○ にしています。

絵 1(髪・上着・りんご) 絵 2(空・髪・上着) 絵 3(ふた・帯・胴)
Seedance 2.5 5.9 2.0 6.5
Kling 3.0 6.0 1.9 2.6

物が動いたコマでは、四角を同じ物の上に置き直して測りました。

縦横: 16:9 への収め方は比べられなかった

2 つの枠。Seedance 2.5 は、1 で 16:9 を頼むと受け付けられず、返事は Seedance 2.5 image-to-video only supports aspect_ratio=adaptive.。2 で adaptive で頼み直すと、960×960 で切らず、余白も描き足しも無い。Kling 3.0 は、1 で 16:9 を頼んだが、YOBITSUGI AI の道具は画像から作るときは縦横を Kling に送らない。2 でそのまま 960×960 で作られた。下の帯に、横長の動画にしたいときは元の絵を先に横長にしてから渡す方法がある(今回は試していない)、と書いてある
縦横は 2 つとも元の絵と同じ正方形(960×960)で、16:9 への収め方は比べられなかった(絵と動画は生成 AI の出力)撮影・作図: 編集部
  • できた動画は 2 つとも元の絵と同じ 960×960 の正方形で、元の絵を切らず、余白も描き足しもありません。Seedance 2.5 は 16:9 を受け付けず、Kling 3.0 には YOBITSUGI AI の道具が画像から作るときに縦横を送らないため、16:9 への収め方は比べられませんでした。
  • Seedance 2.5 の公式の説明では、adaptive は渡した画像にいちばん近い縦横を選びます。Kling 3.0 で画像から作るときの縦横の決まりは、公式の説明では確かめられませんでした。
  • 横長の動画が要るときは、元の絵を先に横長にしてから渡す方法があります(今回は試していません)。

時間と料金

上の横棒グラフは料金。Seedance 2.5 は 526.5 クレジット(1 秒 105.3)、Kling 3.0 は 73.7 クレジット(1 秒 14.7)で、3 本とも同じ。下の横棒グラフは時間。Seedance 2.5 は平均 168.4 秒(178.9・133.0・193.3)、Kling 3.0 は平均 48.5 秒(50.9・50.6・44.1)。6 本の合計は 1,800.7 クレジット
1 本(5 秒)あたりの料金と時間。料金は 7.1 倍、時間は約 3.5 倍の差撮影・作図: 編集部
  • 料金は 3 本とも同じで、Seedance 2.5 は Kling 3.0 の 7.1 倍です。Seedance 2.5 の 1 秒あたりは、同じ連載の前の 2 本(4 秒で 421.4 クレジット)とほぼ同じでした。
  • 時間は、頼んでから動画が保存されるまでの秒数です。1〜3 本を同時に頼んだ記録です。
  • 使ったクレジットは 6 本で 1,800.7 です。断られた 1 回と、通信が切れた 1 回は 0 クレジットでした。

どっちがいい? 今回の結果からの使い分け

守れた項目はほぼ同じで、差の 1 つは数え方しだいで入れ替わります。今回の 3 枚・1 回ずつの結果から、料金・音・動かし方で分けます。

  • 料金と待ち時間を抑えたい: Kling 3.0 は 1 本 73.7 クレジット・約 50 秒で、Seedance 2.5 の 7 分の 1 の料金でした。同じ絵で何本か作って選ぶ使い方に向きます。
  • 元の絵のポーズを残したい: 今回、Seedance 2.5 は上げた手を最後まで残し、人物は 2 枚とも後ろ向きになりませんでした。Kling 3.0 は 2 枚とも人物を後ろ向きまで回しました。
  • 大きな動きを出したい: Kling 3.0 は、髪が広がる振り向きや、後ろ姿で空へ投げる動きを作りました。絵 2 では体の向きが 1 コマで入れ替わりました。
  • 商品を回して見せたい: 2 つとも、びんの形と色を保ったまま、丸が裏側へ回るまで動かしました。背景をそのまま残したのは Kling 3.0 でした。
  • 音が要る: 今回、音が入っていたのは Seedance 2.5 の 3 本です。Kling 3.0 は、公式の説明では音を付ける作り方も選べます(今回は試していません)。

気をつけること

  • 1 回ずつ・5 秒・720p の結果です。 同じ絵と文でも、作るたびに動きは変わります。
  • コマ送りで確かめます。 Kling 3.0 の体の向きの入れ替わりは、1 コマ(24 分の 1 秒)の間の出来事でした。
  • 写っていない所は AI が描き足します。 背中のフードや丸の厚みのように、元の絵に無い物が描かれます。
  • 実在の人の写真は渡せないことがあります。 BytePlus の説明では、Seedance 2.x は実在の人の顔が写った画像を、そのまま渡すことに対応していません。
  • 元の絵の権利を確かめます。 渡すのは、自分で作った絵か使ってよい絵にします。仕事で使う前に、各社の利用の決まりも確かめてください。

まとめ

  • 今回の 3 枚・1 回ずつでは、守れた項目はほぼ同じでした(Seedance 2.5 が 24 / 24、Kling 3.0 が 23 / 24。差は数え方しだいで入れ替わる 1 項目です)。
  • 差が大きかったのは料金(1 本 7.1 倍)と音の有無で、時間も約 3.5 倍違いました。Kling 3.0 は体の向きを大きく変え、Seedance 2.5 は元のポーズを残して動かしました。
  • 自分の絵で 1 本ずつ作り、コマ送りで見比べてください。

参考にした公式の情報

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執筆者

佐々木 航@w_sasaki

with Claude Code

プロフィール

株式会社Game 代表取締役。工学部出身で、21歳で起業してからシステム会社の経営一筋で8期目。アプリの受託開発から始め、いまはAIを使ったシステムソリューションを手がけています。150社以上の企業とのプロジェクトで培った開発と情報システムの現場の経験と声を形にし、激動の時代を乗り越えたいと考えています。

この記事は、Claude Code を使って執筆しました。画面の画像は、検証環境で実際に操作して撮影したものです(引用の画像は出典を記載しています)。内容の誤りはお問い合わせからお知らせください。

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