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ハック!でAI

AIコーディングの道具の選び方 第4回

Claude Code と Codex に同じ不具合を直してもらった

ハック!でAI編集部AIにより執筆読了 約7分
Claude Code と Codex に、同じやることリストの同じ不具合を直してもらった流れの図

この記事でわかること

  • 同じ質問に、2 つの道具がどう答えたか
  • 同じ不具合を、それぞれどう直したか
  • 1 回ずつの結果を読むときに気をつけること

確認した環境: Claude Code 2.1.296(Opus 5.5)/ Codex CLI 0.162.1(GPT-6.1-Sol)/ どちらも API キーで利用 / 2026年10月11日に確認

ブラウザで動くやることリストの同じ不具合を、Claude Code と Codex に直してもらった流れを、編集部の検証環境の実際の画面で紹介します。どちらも 1 回ずつ試した結果で、毎回同じになるとは限りません。

同じやることリストの「残り ○ 件」の不具合について、Claude Code と Codex のそれぞれに、アプリの説明を頼んでから不具合を直すように頼んだ図。結果は、どちらも app.js の 31 行目を 1 行だけ直した
この記事で試したことと、その結果撮影・作図: 編集部

試したこと

題材は、ブラウザで動くやることリストです。ファイルは index.html・app.js・style.css の 3 つです。画面の下に「残り ○ 件」と出ますが、まだ終わっていない項目ではなく、完了した項目の数を数えてしまう不具合がありました。

どちらの道具にも、次の 2 つを順に頼みました。

  1. アプリの説明を頼む
  2. 「残り ○ 件」の不具合を直すように頼む

1 つめの依頼は、どちらにも同じ文を送りました。

テキスト
このフォルダのアプリは何をするものですか? かんたんに説明してください

試した環境は次のとおりです。

Claude Code Codex
版 2.1.296 Codex CLI 0.162.1
モデル Opus 5.5 GPT-6.1-Sol
料金の払い方 API キー(使った量に応じた料金) API キー(使った量に応じた料金)
作業したフォルダ ~/todo-app ~/todo-app-codex

Codex は、同じアプリのファイルを入れた別のフォルダで動かしました。

アプリの説明を頼んだ

Claude Code

Claude Code を起動して、質問を入力しました。権限モード(AI がどこまで確認なしで進めるかの設定)は、何も設定していないときの auto のままです。

画面の上に Claude Code v2.1.296、Opus 5.5 · API Usage Billing、~/todo-app と出ている。入力欄に「このフォルダのアプリは何をするものですか? かんたんに説明してください」と入力され、下に auto mode on と出ている
Claude Code に質問を入力したところ。① 版・モデル・フォルダ ② 入力した質問 ③ 権限モードは auto撮影・作図: 編集部

答えでは、①アプリでできること、データの保存先、ファイルの構成を説明したあと、②「コードを読んで見つけた気になる点」として 3 つを挙げました。1 つめが「残り ○ 件」の不具合で、場所(app.js の 31 行目)と直し方(!t.done にする)まで書かれています。最後は「直したい点があれば言ってください。」と、次の指示を待つ形で終わりました。

やることリストの説明、できること、ファイル構成のあとに、コードを読んで見つけた気になる点として、件数の表示がおかしい(app.js の 31 行目)、空のまま追加できる、入力した文字がHTMLとして扱われる(app.js の 18 行目)の 3 つが並び、最後に「直したい点があれば言ってください。」とある
Claude Code の答え。① アプリの説明 ② コードを読んで見つけた気になる点(3 つ)撮影・作図: 編集部

Codex

Codex にも、同じ文で聞きました。

Codex が rg と cat のコマンドでファイルを確かめたあと、このアプリは、ブラウザで使えるシンプルな「やることリスト」です、と説明し、最後に、なお、「残り○件」の表示には不具合があり、現在は完了した件数を表示しています、と書いている
Codex の答え。① 入力した質問 ② アプリの説明 ③「残り○件」の不具合にふれた一文撮影・作図: 編集部

Codex は、ファイルの一覧と中身をコマンド(ファイルを探す rg と、中身を表示する cat)で確かめてから、②アプリでできることを 3 行にまとめました。最後に③「なお、「残り○件」の表示には不具合があり、現在は完了した件数を表示しています。」と、不具合にもふれています。

2 つの答えを比べると

  • どちらも、ブラウザで使うやることリストであること、項目がブラウザに保存されること、index.html を開けば使えることを説明しました。
  • 頼んだのは説明だけでしたが、どちらも「残り ○ 件」の不具合にふれました。
  • Claude Code は、ファイルの構成と、気になる点 3 つを挙げました(2 つにはファイル名と行の番号つき)。Codex は、用途を短くまとめ、不具合には 1 文でふれました。

不具合を直すように頼んだ

Claude Code

依頼の前に、権限モードを manual に切り替えました。manual は、ファイルの編集などの前に毎回たずねるモードです(Shift+Tab を押すたびにモードが切り替わります)。送った依頼文は次のとおりです。

テキスト
「残り ○ 件」の数え方が逆になっている不具合を直してください

Claude Code はファイルを 1 つ読み、app.js を変える案を出して、変えてよいかをたずねました。②の赤い行が今のコード、緑の行が変えたあとのコードです。

Read 1 file、Update(app.js) のあとに、31 行目の const left = todos.filter((t) => t.done).length; を !t.done に変える差分と、Do you want to make this edit to app.js? の質問、1. Yes、2. Yes, and switch to accept edits、3. No の選択肢が出ている
変える前の確認の画面。① 送った依頼 ② 変更の案(31 行目の t.done を !t.done に) ③ 変えてよいかの質問と選択肢撮影・作図: 編集部

「1. Yes」を選ぶと、1 行だけが書き換わりました。

Added 1 line, removed 1 line と出て、「残り ○ 件」が、まだ終わっていない項目の数を表示するようにしました、という説明と、修正前と修正後のコード、ブラウザでの動作確認はまだしていません、という文が出ている
直したあとの画面。① 1 行を足して 1 行を消した ② 変更の説明 ③ ブラウザでの確認はまだという知らせ撮影・作図: 編集部

説明の最後には「ブラウザでの動作確認はまだしていません。index.html を開いて試してみてください。コミットもしていないので、必要なら言ってください。」とありました。

Codex

Codex にも、続けて同じ不具合を直すように頼みました。このときの依頼の文は、画面の上に流れてしまい、撮影の画面には残っていません。ここでは、画面に残っている結果を紹介します。

Edited app.js (+1 -1) と、31 行目の t.done を !t.done に変えた差分、Ran node --check app.js; git diff --check; git diff -- app.js、修正しました。「残り ○ 件」が未完了の項目数を表示するようになりました。JavaScriptの構文チェックも通っています。と出ている
Codex が直したところ。① app.js の 31 行目の変更 ② 構文のチェックと差分の表示のコマンド ③ 終わったときの報告撮影・作図: 編集部

Codex は、まず「未完了の項目を「残り」として数えるように修正し、表示を確認します。」と書きました。そのあと、AGENTS.md(Codex への指示を書くファイル)があるか、Git(ファイルの変更の履歴を残す道具)の状態、app.js の中身をコマンドで確かめ、①31 行目を書き換えました。続けて②node --check(JavaScript の書き方の誤りを調べるコマンド)と git diff(差分、つまり変更の前と後の違いを表示するコマンド)を実行し、③「JavaScriptの構文チェックも通っています。」と報告しました。このあいだ、確認の画面は出ていません。

見比べてわかったこと

Claude Code Codex
直した場所 app.js の 31 行目(1 行) app.js の 31 行目(1 行)
直し方 t.done を !t.done に t.done を !t.done に
変える前の確認の画面 出た(manual モードにしていたため) 出なかった
直したあとの確かめ方 ブラウザでの確認はまだと伝えた 構文のチェックと差分の表示を実行した

直した中身は同じでした。違いが出たのは、変える前に確認の画面が出たかどうかと、直したあとの確かめ方です。

1 回ずつの結果を読むときに

  • この記事の結果は、編集部の検証環境で 1 回ずつ試したものです。同じ道具に同じ依頼をしても、答えの長さや挙げる点、確かめ方は毎回同じになるとは限りません。
  • 題材は小さなアプリで、不具合も 1 行で直るものでした。もっと大きな作業でどうなるかは、この結果からはわかりません。
  • 画面に出ている範囲では、ブラウザで動かして確かめるところまでは、どちらもしていません。Claude Code は「まだしていない」と伝え、Codex の画面に出ている確認は、構文のチェックと差分の表示です。直したあとは、自分で index.html を開いて、「残り ○ 件」の数が合っているかを確かめます。

頼み方のコツは、AI に作業を頼むときのコツ(編集部が試した頼み方)にまとめています。

参考にした公式の情報

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この記事は、ハック!でAI編集部が AI を使って執筆しました。画面の画像は、編集部の検証環境で実際に操作して撮影したものです(引用の画像は出典を記載しています)。内容の誤りはお問い合わせからお知らせください。

連載

AIコーディングの道具の選び方
全 4 回の目次
  1. 1Claude Code・Codex・Copilot の違いと選び方
  2. 2AI に作業を頼むときのコツ(編集部が試した頼み方)
  3. 3AI コーディングの道具を安全に使う(権限・秘密情報・学習の設定)
  4. 4Claude Code と Codex に同じ不具合を直してもらった(この記事)